(以下、輸入元資料より)
生産地はシチリア島北にあるエオーリエ諸島の1つ、リーパリ島。リーパリと言えば、マルヴァジーアで造る甘口ワイン、マルヴァジーア・デッレ・リーパリが有名ですが、今回入荷したワインはマルヴァジーアを辛口に仕上げたもの。パオロ ヴォドピーヴェッツ完全監修(?)
ダニーロ・コンティはリーパリ島出身、リーパリで酒屋兼食材店を経営しており、仕事をする中で徐々にナチュラルワインに魅了されるようになり、度々ヴァカンスで島に訪れていたパオロ・ヴォドピーヴェッツとの親交を深めていきます。
2000年以上の歴史があるエオーリエ諸島でのブドウ栽培は、その作業効率の悪さなどから栽培放棄が進む中、自らリーパリのテロワールを表現したワインを造ることを決意、2010年にもともと火山の噴火口だった区画に土着品種であるマルヴァジーアとコリント・ネーロを植樹。
2016がワイナリーとしてオフィシャルにリリースした初めてのワインとなります。パオロとの検討を重ねた結果、マルヴァジーア独特のアロマと火山性土壌由来ミネラル感、そして島由来の塩気との調和を取るためにはマセレーションはすべきでないと判断、圧搾したモストを楕円形のセメントタンクで醗酵&熟成を行うことに。温度管理、濾過清澄を行わず、ボトリング前にごく少量の酸化防止剤を添加するのみ。
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