[造手] Vittorio Graziano / ヴィットーリオ・グラツィアーノ
[銘柄] Tarbianaaz/ タルビアナーツ
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ
[品種] Trebbiano montanalo / トレッビアーノ・モンタナーロ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<銘柄エピソード:Edited by essentia>2019-2
モデナで行われていた祝祭用のワイン造りをモチーフに、醸造学の常識を完全無視し、、完全醗酵を迎えたヴィンテージのみリリースされる。ヴィットーリオ自身が「納得できるまで」彼のセラーで3年以上の熟成期間を費やす、グラツィアーノ唯一の白ワイン。以前にリリースした2019と同じヴィンテージながら、別のロット。
熟成することの大切さ、グラツィアーノという人間味溢れる造り手の魅力がたっぷりと詰まった、素晴らしいキュヴェ。彼の考えでは、「フリッツァンテ以外のワインは、必ず毎年リリースすると決めている訳じゃない。オレのような小規模なワイン生産者は、何のためにワインを造るのか?それはビジネスではない、自分自身が納得したものである必要がある」。熟成することの大切さ、グラツィアーノという人間味溢れる造り手の魅力がたっぷりと詰まった、特別な白ワインです。
<輸入元テイスティングコメント:Edited by essentia>
果実やヴォリュームだけでなく、揮発酸の高さも特徴的。カンティーナで3年以上熟成期間を取ることで、全体的なバランスと複雑さを感じるようになりました。強い果実とピーキーな酒質が、熟成とともに変化していく。
<栽培:Edited by essentia>
モデナより南へ10km、丘陵地との境目にあるカステルヴェートロ・ディ・モデナ。ランブルスコの中でもグラスパロッサを用いた「 Modenese モデネーゼ」と呼ばれるランブルスコの銘醸地でもある。ヴィットーリオのカンティーナはカステルヴェートロの南、Collina(コッリーナ)と呼ばれる小高い丘の上に位置。標高は200m〜220m、カンティーナ周辺の1haと標高300mにある丘陵地4ha。周辺の土壌は非常に強い粘土質、そして石灰質を含む土壌。丘陵地特有の風に恵まれた土地という事もあり、夏場の高温と夜間の温度差がある。樹齢16−30年。
<醸造:Edited by essentia>
非常に熟度の高いモンタナーロのみを選別し収穫。除梗したのち木樽にて果皮と共に野生酵母により醗酵を促す。醗酵が始まり果皮が浮き上がり始めても、パンチングダウンや櫂入れを一切行わず、浮き上がった果帽を崩さず、そのままの状態で2ヶ月以上、果皮と共に醗酵を行う。果帽によって密閉された液体は、酸欠状態に陥ることで、酵母の活動が抑制されます。緩やかでいて、かなり危うい長期間醗酵に耐え、完全醗酵を迎えたヴィンテージのみリリースされる。木樽で18ヶ月熟成の後、瓶詰め。さらにカンティーナで3年の熟成期間を取る。
<ストーリー:Edited by essentia>
モデナの南、Collina(コッリーナ)と呼ばれる小高い丘が続く地域。カステルヴェートロにヴィットーリオのカンティーナはある。近代化・大型化が進むランブルスコの現状を憂い、本来のランブルスコ造りを追求。50年以上前の古樹を引き継ぎ、自然環境を優先した農法。樹のバランス感を尊重し、必要最低限の介入。あまりの収穫量の少なさに、周囲からは奇人扱いされてしまうほど。醸造についても当然のことながら酵母添加は行わず、温度管理やポンプなどを避け重力を用いるなど、近代的な設備を使用せず、瓶内2次醗酵(再醗酵)、そして最も驚かされるのが、その後オリと共に約24か月もの瓶内熟成を行う。「DOCの中で本当に旨いランブルスコは造れないよ。」と笑うヴィットーリオ。オリ抜きをせずに造られる彼のランブルスコ、美味しいを通り越して気持ち良ささえ感じる。想像を越えた味わい。
個性的かつ圧倒的な感性を持つヴィットーリオ 。 圧倒的な味わいと繊細さ、唯一無二ともいえるランブルスコを造りだす 。 モデナより南へ10km、丘陵地との境目にあるカステルヴェートロ・ディ・モデナ。ランブルスコの中でもグラスパロッサを用いた「 Modenese モデネーゼ」と呼ばれるランブルスコの銘醸地でもある。ヴィットーリオのカンティーナはカステルヴェートロの南、小高い丘の上に位置。標高は200m〜220m、カンティーナ周辺の1haと標高300mにある丘陵地4ha。周辺の土壌は非常に強い粘土質、そして石灰質を含む土壌。丘陵地特有の風に恵まれた土地という事もあり、夏場の高温と夜間の温度差は、酸の強いランブルスコに欠かせない ものでもあります。畑の樹齢は30年、ヴィットーリオは近年の大量生産のランブルスコ造りというものを嫌い、古くから残っていた古樹 ・品種を尊重したうえで自然環境を重視した栽培 、そして瓶内での2次醗酵という古典的な 醸造にこだわる。
完全に自然環境が残る畑から生まれる、それぞれ十分な個性を持った果実。
「ランブルスコ系でいえば、モデナを代表するといってもいいグラスパロッサは、その名の通り梗(及び葉)が赤く、果皮の厚みと房の大きさあるブドウ。だけど、巷にあるグラスパロッサには、この畑にあるような個性はほとんど見られないな。そのように改良されてしまっているんだ。そして最も古くからあるとされているソルバーラ、結実がとても悪く色調も薄いものの、素晴らしく繊細な香りと酸を持っている。そして房が小さいサラミーノは果実が密集、豊かなタンニン。トレッビアーノについても同じ、モンタナーロは暑い果皮と十分なエキス分。そしてスパーニャは未知な部分が多いブドウだけれど、繊細な酸と奥行きのあるブドウ 」
そう語るヴィットーリオ。
酵母添加や温度管理を行わずに醗酵。その後オリ引きを行った後、ボトル詰め。瓶内2次醗酵の段階でも一切の添加を行わずにブドウ自身の糖分と酵母のみでの醗酵を促す。(年によってブドウの糖分が変わるため、ガス圧に変化が出る場合に限り、同様に収穫したブドウをアパッシメント(陰干し)して造ったパッシート(甘口ワイン)を添加することで調整。その後オリとともに最低でも24ヶ月の熟成を行うことで、オリからのエキス分を十分に引き出すことができる。しかしそれだけの期間が経ったというのに、オリの持つネガティブな要素が一切感じられ ないという事に驚かされてしまう。必要な事だけを追求する、自然環境を優先した栽培と独創性豊かな醸造哲学。ランブルスコの常識を覆す圧倒的な旨さ。唯一無二の造り手。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)