[造手] Meroi / メロイ
[銘柄] Malvasia Zitelle Duri / マルヴァジア・ズィテッレ・ドゥリ
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
[品種] Malvasia / マルヴァジア
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<この名柄について>
Mianiと共同購入した畑から作られる、超希少上級キュヴェ。ズィテッレはブットリオ西側の涼しいエリアの畑。そのポテンシャルを見抜いた現当主パオロがMianiの当主エンツォ・ポントーニと共同で購入したことから生まれた特別なキュヴェ。いくつかのクリュに分かれており、クリュとしてリリース出来ると判断された良いヴィンテージのみ作られる。
<輸入元テイスティングコメント>
口当たりはリッチで華やか。果樹園の果実、オレンジの風味、蜂蜜、アーモンドのアロマに加え、砕いた石のニュアンスもあり、全てが見事に重なり合ったバランスの良い味わい。
<栽培>
ミアーニと共同購入した、海抜150mにある畑で作られたマルヴァジア。
※以下は、こちらの銘柄以前の従来のブドウ畑の情報を記載
ポンカと呼ばれる泥灰土と石灰が混ざった土壌。この独特の土壌では、大地からの強いミネラル分がブドウに吸収され、独特の風味を持つ寿命の長いワインが生まれる。有機農法。ビオというアプローチを一過性のものとせず、さらに深く理解しそれぞれの区画のテロワールに最適な手法を取り入れるため、DRCなどでもコンサルタントを務めたフランス人地質学者イヴ・エロディに毎年地質調査を依頼し、改良を重ねている。収量は非常に低く、平均25hl/haにも満たない。
<醸造>
バリックで発酵、11ヶ月熟成(新樽30%)後、ステンレスタンク6-8ヶ月熟成
<ストーリー>
フリウリのワインシーンを牽引する生産者と名高いパオロ・メロイ。祖父のドメニコが、イタリア北東部ブットリオの地に設立した小さな醸造所を1980年代に父親から引き継いで以来、品質本位のワイン造りに情熱を注いでいる。ミアーニのエンツォ・ポントーニとは旧知の仲で、3代目継承当時から、エンツォにブドウ畑の立て直しとワイン造りについて助力を依頼。彼らの関わりは非常に深く、メロイがワイン愛好家の注目を集める現在もエンツォが醸造を手伝う他、共同でブドウ畑も購入しているが、厳格なミアーニのワインに対し、パオロが目指すのはフルーティで大らかなスタイルであり、エンツォもそれを尊重し、ワインに反映させている。
畑はブットリオの西側の丘のD.O.C.コッリ・オリエンターリ・デル・フリウリに広がっており、ポンカと呼ばれる泥灰土と石灰が混ざった土壌となる。この独特の土壌では、大地からの強いミネラル分がブドウに吸収され、独特の風味を持つ寿命の長いワインが生まれる。ブドウ栽培には有機農法を採用。ビオというアプローチを一過性のものとせず、さらに深く理解しそれぞれの区画のテロワールに最適な手法を取り入れるため、DRCなどでもコンサルタントを務めたフランス人地質学者イヴ・エロディに毎年地質調査を依頼し、改良を重ねている。収量は非常に低く、平均25hl/haにも満たない。
手作業で収穫・選果されたブドウは、白ワインにおいてはフレンチオークのバリックで発酵・熟成、赤ワインにおいてはステンレスタンクでアルコール発酵後、白と同じくバリックでマロラクティック発酵と熟成が続けられる。メロイの持ち味である長熟のポテンシャル、そして甘美な果実味と凝縮感は、この過酷なまでの低収量と絶妙な樽使いから生まれるのである。またパオロは、ワインに対するのと同等の情熱を代々受け継がれたトラットリアにも注いでおり、手がけるワインのほとんどがここで飲まれてしまうため、一般には入手困難な生産者のひとりである。
クオリティを求めた妥協なきワイン造りが見事に実を結び、その躍進を陰で支え続けるエンツォも太鼓判を押す造り手となったメロイ。国内外の専門各誌の評価はもちろん高く、ヴェロネッリでは毎年のようにスーパー・トレステッレ評価を受けている。
(以上、輸入元情報より引用)[]