[造手] Clement Baraut / クレモン・バロー
[銘柄] Herbes Folles Blanc / エルブ・フォル・ブラン
[国] France / フランス
[地域] Loire / ロワール地方
[品種] Chenin Blanc 40%, Sauvignon Blanc 40%, Grolleau Gris 20% / シュナン・ブラン, ソーヴィニヨン・ブラン, グロロー・グリ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元テイスティングコメント>
グリーンイエロー色、ライムや青りんご、ディルの香り、ドライでスッキリした酸味に拡がりのある丸い味わいはトロっとしたニュアンスもあります。
<畑・栽培>
標高50m。シスト土壌。栽培面積3ha。収量60hl/ha。平均樹齢20-60年。ビオロジック栽培。ビオディナミ農法。Ecocert認証。Demeter認証。
<醸造>
9月中旬〜下旬に手摘みで収穫。自生酵母を使用。水平式圧搾と空気圧式圧搾。グラスファイバータンクで発酵、マロラクティック発酵・熟成。濾過あり、無清澄。2022年7月瓶詰め。SO2は瓶詰め時10mg/L、トータル44mg/L。ALC度数11.9%。
<ストーリー>
Savennieres サヴニエールと言えば真っ先に思い浮かべるのがあのニコラ・ジョリー。ビオディナミのパイオニア的な存在の第一人者。その直ぐ傍のAnjouアンジュで2013年から始めた、同じビオディナミ実践者がClément Baraut クレモン・バローです。1961年4月28日パリで生まれ、ブルゴーニュで育ち、ワインは小さな時から身近にありました。ボルドー大学でエノローグを学び、造る方でなくコンサルタントとして様々なワイナリーで教える方として携わってきました。1989年からロワールで20年以上、エノロジストとして働いておりました。甘口ワインは発酵や瓶詰めが大変なので、彼のような仕事がとても重宝されます。しかし、人にワインを教えるだけでは物足りなくなり、2010年、子供達が大きくなりもう1度自分の人生を見つめなおしたくなり、夢を叶えようと50歳を転機に自分のワイナリーを始めました。選んだ地は何とロワール、ニコラ・ジョリーやマーク・アンジェリーとの交友があり、ニコラが自分の畑を縮小しようと手放す畑とご縁があったのがきっかけです。それと彼は甘口ワインの難しさを良く知り尽くしているので、その甘いワインをどれだけナチュラルに造る事が出来るのか…に興味を持ったようです。
最初はシュナン・ブランだけを2haでスタート、2013年からグロローの黒ブドウも見つかり、今では3.5haになりました。こんなに日本に入荷するのが遅れたのは、彼は元々ワイン業界で有名でしたから、最初のヴィンテージはフランス国内だけで売り切れ、そしてそれを聞きつけたベルギー、アメリカ、カナダ、オーストラリア、スウェーデン等々色んな国に輸出が始まりました。需要に追い付いていないのが現状です。人生をかけて醸造家に転向したクレモン・バローのワイン、ぜひお楽しみ下さいませ
(以上、輸入元情報より引用)[]