[造手] Selectionne par Marc Tempe / セレクショネ・パー・マルク・テンペ
[銘柄] MT Vins L.01 Couleur Corail / エム・テ・ヴァン・L.01・クルール・コライユ
[国] France / フランス
[地域] Alsace / アルザス地方
[品種] Pinot Blanc, Pinot Gris, Pinot Auxerrois, Pinot Noir, Auxerrois / ピノ・ブラン、ピノ・グリ、ピノ・オーセロワ、ピノ・ノワール、オーセロワ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<MT VIN エム・テ・ヴァンについて>
マルク・テンペから”MT VIN”(エム・テ・ヴァン)という新しいプロジェクトのオファーがありました。アルザス北部にあるマルクと同世代の友人が、20haほどの大きな畑を持っており、ビオディナミでブドウ栽培をしております。大変質の良いブドウを所有しているのですが、醸造は、その息子が担当しており、なかなか自分たちだけで全てのブドウでワインを生産しききれない、とのこと。そこでマルクが醸造に加わり、今まで彼のドメーヌワインとしては出来なかったようなことにチャレンジしたシリーズです。
”よりナチュラルに、よりカジュアルに親しみやすく”を意識して造っているとのことで、いままでの味わいのスタイルとは大きく異なります。彼をよく知る人には珍しく映ると思いますが、全てサンスフルで仕込んでおります。また、サンスフル仕上げでも、より安定感をもたらすため、今回の発売キュヴェは、マセラシオンキュヴェとして生産しております。アルザスの巨匠「マルク・テンペ」の更なるステージ、新プロジェクトワイン、是非、御賞味ください!

<輸入元テイスティングコメント>
サーモンピンク色、フレッシュいちごやさくらんぼ、セルフィーユの香り、摘みたてベリーの甘酸っぱさが心地良いアタック、ほんのり苦みもありさくらんぼ香が香るアフターです。

<畑・栽培>
標高280-350m。南東向き。栽培面積0.5ha。収量50hl/ha。オロジック栽培。ビオディナミ農法。Ecocert認証。Demeter認証。

<醸造>
手摘みで収穫。自生酵母を使用。全房のピノ・グリの上でピノ・ブランを8日醸したもの50%、ピノ・ノワール上にピノ・ブランとピノ・オーセロワを醸したもの20%にオーセロワをアッサンブラージュし、空気圧式圧搾ステンレスタンクとフードルで発酵。フードルで熟成(バトナージュあり)。無濾過、無清澄。瓶詰め:2023年6月1日。SO2は無添加、トータル:8mg/L。ALC度数12.5%。

<ストーリー>
ドメーヌ・マルク・テンペはアルザス南部の中心、コルマールから7kmほど進んだ南西向きのツェレンベルグ村に有ります。アルザスは南仏のペルピニャンの次に降雨量が少なく、乾燥した地域。南向きの夏の畑は「目玉焼きが焼けるほど」暑いため、ブドウにもしっかりと糖度がのります。標高は225-260m、粘土石灰土壌をベースに、ヴォージュ山脈の花崗岩や黄色みを帯びた石灰の混じる多様な土壌は、さまざまなブドウ品種に適合し、ミネラルたっぷりなふくよかな味わいを生み出します。

初夏、マルクの畑の土からはなんともいえない深い土の香りが漂います。雑草も元気に生い茂り、ブドウの樹の根元には直径1cm弱のミミズの穴がポコポコ。そう彼の畑はビオディナミ。総面積8haの畑で、93年からビオロジック、96年からビオディナミに取り組む彼は、化学肥料や農薬をいっさい使わず、芽かきによる収量制限や夏季剪定も行ないません。ブドウの樹が自分の力でうまいこと育っていくのを助ける以外は何もしません。見れば樹には太ったエスカルゴ(かたつむり)も。除草剤や化学肥料を使った近くの畑と比べて生き物の数は雲泥の差。「おいしい畑はかたつむりも知ってるよ!」

太陽の光を一杯に浴び糖度が充分にのったブドウは9月に選果しつつ手摘み収穫。房、茎をつけたまま優しく5-6時間かけてプレスします。「テントウ虫が生きたまま出てこられるくらいやさしいプレスなんだよ」と彼は言います。地つきの天然酵母で仕込むマルクのワインからは明るく前向きな温かさを感じます。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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