ピットナウアー / ロゼ 2022

E189

2,400円(税込2,640円)

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[造手] Pittnauer / ピットナウアー
[銘柄] Rose / ロゼ
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンランド地方
[品種] Blaufrenkisch 80%, St.Laurent 10%, Zweigelt 10% / ブラウフレンキッシュ , ザンクト・ラウレント, ツヴァイゲルト
[タイプ] ロゼ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント>
淡いピンク色。フレッシュなストロベリーやラズベリー、レモンや柑橘系、アセロラの爽やかなアロマ。すっきりとした辛口、そして軽やかでジューシーな柔らかいボディ。昼夜問わず、部屋でゆっくりと、また山や海の野外、ピクニックなど、様々なシチュエーションで活躍し、和洋中、どのような料理とも気軽に合わせられます。まさに”Rose for everyone”な1本です。

<畑・栽培>
畑:ハイデボーデン。砂質土壌&白亜質土が少し混じった粘土質土壌。ビオディナミ農法。化学合成物不使用。使用しているのは硫黄と銅、スプレーするのは、500番牛糞のプレパレーションと501番水晶のプレパレーションのみ。

<醸造>
9月上旬に手摘みで収穫。全房による数時間のマセレーション後、圧搾、天然酵母による自然発酵。ステンレスタンクで8か月間熟成。無清澄、軽めの濾過。ボトリング時のみ少量の硫黄使用。ALC度数11.5%。

<ストーリー>
ワインの中に、シンプルさと正直な感情がある、ゲアハルト・ピットナウアーのスピリット。ピットナウアーは、自分が愛飲していたフランスかどこかのワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。年月は経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、2006年よりビオディナミに転換。15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れし始めました。堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。ブドウの完璧な成熟がもたらす味わいを大切にし、きれいなブドウを選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。空気式圧搾機、温度調節付きのスチールタンク、そしてポンプなどは最新技術。彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴です。ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。

ピットナウアーのこだわり
2006年よりピットナウアーは、化学合成物の使用をやめました。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500番(牛糞のプレパレーション)と501番(水晶のプレパレーション)だけ。水晶はシリカを含み、ブドウ自体や葉など地上に出ているところに作用し、太陽のエネルギーとの結びつきを強めます。500番と501番はビオディナミ農法で使われるプレパレーションです。これらを4輪バイクとトラクターでスプレーするのですが、これは重量が少ないため土壌に対する影響が少ないためです。醸造過程では、発酵はベーシックなクラスまで問題が起こらない限り自然酵母を使用し、酸化防止剤(SO2)は必要分のみ使います。果実の自然な持ち味を生かすために、新樽使用率をかなり減らしています。(トップキュヴェでも100%旧樽。最高新樽1割以下)

ブドウ栽培
ワイナリーでは、自分達のブドウ造りのために必要な原料を選択するところから始まります。できる限り効果的に、自然からの資源を使うことに努め、昔ながらの動物相や植物相の栽培方法を取り入れています。ブドウ畑に生物多様性をもたらすことは、生産者にとって最も重要なゴールです。人間がコンポストやグリーンシードを使ったプロセスを構築することは、浸食を減らし、土壌の生命力を促進し、ブドウに抵抗力をもたせます。更に、ブドウは植生と生殖・成長との間によりよいバランスを達成することで、最終的にブドウ畑の寿命を大幅に伸ばすことになると考えているのです。ブドウは、生理学的に十分成熟している必要があり、健康的でボトリティス菌の付いていない状態である必要があります。ブドウは一つずつ手摘みで収穫し、注意深く木箱に詰められていきます。ブドウ畑での選別とセラー内での仕分けテーブル上で、圧搾前にブドウの品種のダブルチェックをします。ブドウはできる限り機械によるストレスが少ない状態で処理されます。

ピットナウアーのワインは全てビオディナミ農法にて造られています。全てのワインに認証を取っているわけではありませんが、Respekt(リスペクト)という認証を取得しています。現在オーストリアを始め、ハンガリーやアルト・アディジェなど15のワイナリーがリスペクトメンバーとして活動しています。リスペクトは、みんなが一丸となってより多くのことを達成できる場所。お互いに学び合うため、お互いに教育し合うため、そしてサポートしあうための団体です。リスペクトは、ルドルフ・シュタイナーの考え方を基にしながら、それと同時に理論や実践では独立的で効果的に活動しています。加えてオープンでフレンドリー、そして専門的なことがやりとりできるような志を同じくする人を探しています。同じような認証団体にデメターがありますが、デメターは全ての農産物を認証する一方で、リスペクトはワインのみの認証団体ということになります。

ラベルについて
アーティストを目指していたゲアハルトと付き合いも深い独のアーティストTobias Hermeling トビアス・ヘアメリングの作品。特にそれぞれのワインとラベルとの関係はありませんが、自然や畑に関連するモチーフ(虫、植物、トラクターなど)、人間や動植物、ブドウの健康や、ケア(=手入れ)に関するモチーフ(病気、医者、手当など)が多く用いられています。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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