[造手] Weingut Tauss / タウス
[銘柄] Sauvignon Blanc Opok / ソーヴィニヨン・ブラン・オポック
[国] Austria / オーストリア
[地域] Steiermark / シュタイヤーマルク州, Süd Steiermark / ズュート・シュタイヤーマルク
[品種] Sauvignon Blanc / ソーヴィニヨン・ブラン
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ / 酸化防止剤無添加
[容量] 750ml
<栽培:Edited by essentia>
畑名:Riede Hohenegg, Opok、南向き、標高:390−430m、土壌:OPOK、植樹:2001年, 2009年, 2015年植樹、仕立て:Guyot、収量:37hl/ha。
<醸造:Edited by essentia>
10月4、5日に手摘みで収穫。除梗、18時間ほどスキンコンタクトの後、空気式プレスで搾汁。オーク古樽225Lと大樽で11ヶ月間、澱と共に熟成。二度ラッキング(春と瓶詰め前)し、2022年9月に瓶詰め。無清澄/無濾過、亜硫酸無添加、自然発生Total SO2:10mg/l以下、ABV:13.5%。提供温度:12−14°C、飲み頃:今−10年以上、全生産量:4200本。
<輸入元コメント:Edited by essentia>
近隣のゼップムスター、ヴェルリッチ、アンドレアスチェッペ、シュトローマイヤーの5生産者で〈Schmecke das leben シュメック・ダス・レーベン(命の味)〉というグループを作り、価値観を共有し、オーストリアのナチュラルワインの歴史を築いてきた生産者です。
今回の輸入に至る最初のきっかけは、去年5月にグートオッガウで行われた小さなイベントでした。コロナ後の再会を喜ぶ試飲会で、参加はグートオッガウもルーツがあるシュタイヤーマルク州の歴史的にも重要なナチュラルワイン上記5生産者とグートオッガウ✨
そこで、ローラント・タウスさんと再会し、久しぶりに飲んだタウスさんのワインに衝撃を受けたのです。
その1週間後に、ヴェルリッチ農園で、ローラントに再再会。
運命を感じて、その後、蔵や畑を訪問、試飲を重ね、輸入をすることを決めました。
タウスの葡萄園はヴェルリッチから6kmしか離れておらず、土壌もOPOK、白品種の種類もほぼ同様です。
異なっているのは、二人の全く違う人間がワインを造っているということで、同じ品種でも、タウスのワインは、ローラントらしいドライでシリアスで綺麗なワインとなっています。また標高が高い畑のキュヴェ(Hライン)も単一品種でのリリースとなっており、テロワールの個性に加え、より品種の個性が楽しめる造りになっています。畑管理はもちろんビオディナミと有機栽培、シリアスで綺麗なのに亜硫酸は2016年から無添加です。
ヴェルリッチのワインとの対比も含め、ローラントのシリアスさ、少し完璧主義かもと思うような性格さもワインの中に見出して楽しんでいただけると嬉しいです。
<造り手コメント:Edited by essentia>
「LIFE FORCE(命の力)をワインの中に閉じ込める」
私はできる限り最高の仕事をしようと思っています。私が作るものはすべて、エネルギーをどう保持するかがテーマなのです。畑ではビオディナミ農法を採用し、土壌、植物、ブドウの生命力を最大限に引き出す。そしてセラーでは、出来上がったワインにこの生命力を閉じ込めるために最善を尽くす。しかし、私はワインを操作してある種の味を作り出し、スタイルを確立するような完璧主義者ではありません。ワインは、ブドウが本来持っている自然な味を表現すべきです。私はその過程に随伴するだけです。
当主:アリス & ローラント・タウス Alice & Roland Tauss
醸造栽培責任者:ローラント・タウス
設立:1918(ローラントの母の祖父母による)、1991にローラントが引き継ぐ
総栽培面積:5.8ha(農園総面積:14.5ha)
畑:標高380−450メートル
樹齢:18−58年
収穫時期:9月中旬−10月初旬
年間総生産量:20000本(2019)、24000本(2020)、28000本(2021)
有機認証およびDemeter認証取得(2010)
土壌:主にオーポク(OPOK シュタイヤーマルク特有の海洋性堆積土壌で、石灰岩、泥岩、粘土などが押し固められたもの)
栽培ぶどう品種:ソーヴィニヨン・ブラン、シャルドネ、ヴェルシュリースリング、ブラウブルグンダー(ピノ・グリ)、ヴァイスブルグンダー(ピノ・ブラン)、ブラウフレンキッシュ、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、ローター・トラミナー
醸造スタイル:エネルギーを保持するためにミニマル。多くは単一品種。OPOKラインと標高がより高い畑Hoheneggから生まれたHラインが主。自然な発酵。白は一夜ほどスキンコンタクトし、エアコンタクトを避けて敏速に搾汁する。樽はフランス産の225L、300Lオーク古樽がほとんど。OPOKラインは約1年、標高が高い上級キュヴェは2年、赤は3年熟成。自然なMLF。バトナージュやポンピングをほとんど行わず。無濾過。無清澄。2016から亜硫酸添加なし。
(以上、輸入元情報を基にエッセンティアにて編集。転載の場合は必ず引用元を明記のこと)