[造手] Le Pre Vert / ル・プレ・ヴェ−ル
[銘柄] Coccolithe / ココリット
[国] France / フランス
[地域] Sud-Ouest / シュッド・ウエスト
[品種] Merlot 80%, Sauvignon Blanc 20% / メルロー, マセレーションしたソーヴィニヨン・ブラン
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ/ SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<銘柄名について>
「Coccolithe ココリット」とは、フランス語で石灰岩の主成分のことです。ドメーヌの畑は石灰岩盤上にあり、ギョームの大叔父が古生物化石学者で、古代生物の研究で、フランスで初めて電子顕微鏡を用いた本を書いたそうです。その本の中に、ココリット(石灰岩の主成分)の顕微鏡写真があったため、ココリットと命名。ラベルのエチケットは、その石灰岩成分の顕微鏡写真をモチ−フにデザインしたそうです。
<畑・栽培>
畑は全体で6ha。石灰岩盤上に位置している。無耕起、無肥料で栽培。ビオディナミ農法。
<醸造>
9/15に手摘みで収穫したブドウを品種毎別々に醸造する。メルローは完全に除梗してファイバータンクで野生酵母のみでアルコール発酵。マセレーションはアンフュージョンで3週間。ソーヴィニヨン・ブランは除梗して、果皮とともにファイバータンクで野生酵母のみでアルコール発酵。マセレーションはアンフュージョンで3週間。発酵後、2品種をブレンドし、自発的なマロ発酵と熟成。熟成後、無清澄、無濾過、SO2も無添加で瓶詰め。2023年10月時点のSO2トータルは検出限界値(12mg/l以下)で検出されず。総生産量2,000本。ALC度数13.5%。
<ストーリー>
ル・プレ・ヴェ−ルは、ギョーム・ジャックマンが妻のYasukoと共に2017年にフランスの南西地方に創設したドメーヌです。ボルドーの様々なシャトーでワインを造り、オーストラリアやアメリカでの醸造経験もあるギヨームは、自身でナチュラルワインを造りたいという想いにかられ、妻のヤスコとともに理想の場所を探していましたが、2017年、ベルジュラックの丘の上に森に囲まれた素晴らしいブドウ畑を見つけて移住。ワイン造りを始めたのです。自然とワインを愛する二人は、すぐに畑をビオとビオディナミ農法に転換。無耕起、無肥料で栽培を行っています。畑の周りには池や林があり、カエルや魚が泳ぎ、鴨などの野鳥が飛来します。そして、野生のプルーンやサクランボ、栗など様々な木々の茂る林には猪や鹿、キツネやウサギが現れます。二人は、緑が溢れる生き生きとしたこの地で、その年のブドウの出来に合わせたワインを造っています。
(以上、輸入元情報より引用)[]