[造手] Sanguineto / サングイネート
[銘柄] Rosato / ロザート
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana /トスカーナ州
[品種] Sangiovese / サンジョヴェーゼ
[タイプ] ロゼ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<畑・栽培>
ロッソ・ディ・モンテプルチャーノの生産量を増やすために新しくブドウを植えた区画の若い樹齢のサンジョヴェーゼ(プルニョーロジェンティーレ)を使用。畑は全体で6ha。標高300m。土着品種を栽培、大地と自然、天候との絆を最優先に考え除草剤や一切の化学肥料を使用せず有機農法を実践。
<醸造>
手作業にて収穫。小ぶりの箱に入れワイナリーまで潰れることなく運び、除梗後圧搾したモストのみを使用し、セメントかステンレスタンクにて、30日間ほどのアルコール醗酵を行う。同じく、熟成にもセメントかステンレスタンクを使用。
<ストーリー>
世界遺産の街シエナから南東に70km、ウンブリア州との州境に位置するモンテプルチャーノ村の郊外で、ドーラ・フォルソーニとパトリーツィア・ブロージによって営まれるサングイネート。1958年にドーラの父フェデリーコ・フォルソーニがモンテプルチャーノとアックアヴィーヴァの間にある35haの楽園のようなその土地に恋をして購入を決め、すぐに移り住んだことからワイナリーの歴史は始まります。フェデリーコは1983年に亡くなる直前まで、家畜と穀物、ブドウを育て農場に人生を捧げました。
街で様々な仕事を経験していた9人兄弟の末っ子ドーラは、自分の生まれ育った土地が自然や人との絆を失っていない場所であることを改めて認識し、父親の仕事を引き継ぐために家族の農場に戻ることを決意しました。父親と一緒に僅かな生産量のワインを造りながら醸造の基礎を学んだドーラは、フェデリーコの死後農場を引き継ぎ、徐々に本格的なワイナリーとしての道を歩んでいき、1997年に初めてのボトリングを開始します。
現在敷地は50haでそのうちの6haが標高300mほどのブドウ畑で土着品種を栽培、大地と自然、天候との絆を最優先に考え除草剤や一切の化学肥料を使用せず有機農法を実践。ワイナリーでは一族の伝統とモンテプルチャーノでこれまで栽培されてきたブドウに敬意を払い、温度管理せずに野生酵母による醗酵を行い、大樽で時間をかけた熟成の後、清澄作業せずに少量の二酸化硫黄を添加し無濾過で瓶詰めされています。
サングイネートというワイナリー名は、古代ローマとエトルリアの歴史的戦いの中でこの土地が血で赤く染まったことからSanguineto(Sangueサングエは「血」の意)と呼ばれていたことに因んでいます。モンテプルチャーノ狩猟協会の副会長を務めたこともあるドーラは、家の窓から100kgオーバーのイノシシを仕留めたり、飲みっぷりもかなり豪快だったり、とワイルドすぎるお姉さま。
(以上、輸入元情報より引用)[]