[造手] Buganza / ブガンツァ
[銘柄] Coclico / コクリコ
[国] Italy / イタリア
[地域] Piemonte / ピエモンテ州
[品種] Arneis / アルネイス
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント>
濃いゴールデンイエローの外観。オレンジワインに求めるこっくりとした飲み応えがありつつ、アフターには柑橘の爽やかさとほろ苦さが。
その秘訣は、同じ畑から生まれる質の違う2つのアルネイスが見事に調和しているから。丘陵上部は日当たりが良くタンニンが良く熟し、下部は水分量が多く、フレッシュな酸味が特徴。醸造テクニックでバランスを整えるのではなく、畑が持つ自然の力によって生み出された、ブガンツァ独自のオレンジワインの姿。

<畑・栽培>
ビオロジック。無農薬無化学肥料。

<醸造>
除梗あり、破砕なしでマセラシオン9日間。セメントタンクとステンレスタンクで4ヶ月熟成。

<ストーリー>
ロエロとランゲの境に隠れていたワイン職人レナートとエマヌエーレのブガンツァ親子。父のレナートは農学を修めたのちアフリカ放浪の旅を経てピエモンテのロエロとランゲの境、ピオーベジ・ダルバに落ち着く。(まるでイタリアのエグイユ!)

ブガンツァはランゲとロエロの中間地点、2つの地域を分けるタナロ川左岸ピオーベジ・ダルバに位置。その他バルベーラ・ダスティやバローロにも畑を持ちピエモンテ原産の多数のぶどうを元に多くの種類のワインを造る。その数合計16銘柄で、2020年にデビューするワインを加えると約20キュベに達する。

ワイン造りにあたっては、その土地、品種の特徴を考え抜いて最適な方法を選択。ランゲ・ネッビオーロのような長期熟成に向くワインからラ・マトタ(バルベーラ)のような若飲みワインまで幅広いラインナップが自慢。

1200年から土地を守ってきたファミリーと借地契約を結び40年前からぶどう栽培とワイン造りを行う。土地とぶどうが合っているから農薬も必要ない。質が良いため結果としてSO2の添加を抑えても長期熟成ワインが出来る。

効率一辺倒、農薬、化学肥料のあふれる時代にあっても、農学の知識と将来を見越した冷静な目で自然と共存する農業を実践してきた。

最近まで家畜を飼い、牧畜も行ってきた。この時代のピエモンテでは超レアな生産者。樹齢50年以上の畑を守り続け、ピエモンテらしい、熟すまで時間のかかるワインを造り続ける。ブガンツァでは90年代に作ったワインを平気で飲んでいるほど。
(以上、輸入元情報より引用し、エッセンティアにて編集)[]
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