ディヴェッラ・アレッサンドラ / ブラン・ド・ブラン・ドサッジョ・ゼロ 2019

D381

6,400円(税込7,040円)

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[造手] Divella Alessandra / ディヴェッラ・アレッサンドラ
[銘柄] Blanc de Blancs Dosaggio Zero / ブラン・ド・ブラン・ドサッジョ・ゼロ
[国] Italy / イタリア
[地域] Lombardia / ロンバルディア
[品種] Chardonnay / シャルドネ
[タイプ] 白 / 発泡 / 辛口 / ミディアムボディ / ノン・ドサージュ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<畑・栽培>
畑は全体で2ha。標高350m。強烈な粘土質と石灰質。樹齢30年。これまでの8年間、ただの一度も土地を耕転したことは無く、雑草はブドウ樹を包み隠すほどに伸びた場合のみ、樹の周りだけ軽く切る。ビオディナミのように自然を尊重しつつも、土地自体の力を高めようというものとは違い、自然環境を最大に尊重した栽培方法。

<醸造>
収穫後、除梗せず低圧力でプレス、セメントタンクにて醗酵。古バリックにて約9か月の熟成。微量の糖分、酵母を加えて瓶内2次醗酵。そのまま30か月オリと共に熟成。オリ抜き(デゴルジュマン)は22年1月。ドサージュ(糖分、リキュール添加)を行わずSO2も添加しない。

<ストーリー>
型に囚われない自由な発想とストレートな自己表現、フランチャコルタの土地に生まれた新しい感性フランチャコルタの生産地域の東側にあるグッサーゴの町で、2012年よりスタートした造り手アレッサンドラ・ディヴェッラ。2010年、20歳のとき2haのブドウ畑を購入。醸造学校には行かず、ほぼ独学でワイン造りを学ぶ。「自分が造りたいワインは、きっと醸造学校では教えてもらえないと思ったから、、」。ブドウ栽培の理念は、「限りなく土地への介入を減らす」というもの。これまでの8年間、ただの一度も土地を耕転したことは無く、雑草についても基本切ることがない、自然環境を最大に尊重した栽培方法。もちろんのことながら、このような栽培方法では収穫量は見込めず、2haの畑からたった6000本という少なすぎる生産量。醸造において彼女が最も尊重しているのが原酒。完全無添加、セメントタンクで自然に醗酵が終わるのを待ち、木樽での熟成。原酒が出来上がるまでに1年以上の歳月をかける。そして極僅かな糖分(サトウキビ由来)と酵母を加えて瓶内2次醗酵。長い熟成期間、そして原酒の豊かさと果実を最大限表現するため、すべてのワインにおいてドサージュを一切行わず、SO2についても一切加える事がないという徹底したこだわり。誰かに言われる訳でなく、最良のワイン造りを求め、誰よりも最短距離を駆け抜けるような彼女の研ぎ澄まされた感性。柔軟な発想には驚かされることの方が多いかもしれません。素晴らしいセンスと強いこだわり、若くも多大な魅力を持った造り手の一人です。

ロンバルディア州ブレーシア、DOCGフランチャコルタと言えば、広く知られている高品質スパークリングワインの生産地域。フランチャコルタの生産地域の東側にあるグッサーゴの町で、2012年よりスタートした造り手アレッサンドラ・ディヴェッラ。ブレーシアの町で生まれ育った彼女、ワイン造りへの憧れは驚くほど早く、幼少期から自分でワインを造りたいと思っていたそうです。そして2010年、20歳という年齢で2haのブドウ畑を購入。醸造学校には行かず、近隣のワイナリーで働きながら学び、自分の造りたいワインへのイメージを膨らませていたと語る。グッサーゴとチェラーティカの中間に位置する標高350mの畑。フランチャコルタ協会に入ればフランチャコルタを名乗ることができる土地だが、今まで一度も考えたことは無いと言います。氷河の影響を受けた西側と違い、強烈な粘土質と石灰質を持った素晴らしい土地。豊かな土壌環境があるからこそのノン・ドサージュ、そう言っても過言ではありません。

畑にはシャルドネを中心にピノ・ネロが植樹されており、一部スキアーヴァなど以前のオーナーはが植えたブドウも残っています 。彼女が手に入れる以前4-5年間は放棄されていたため、その間農薬や化学肥料が使用されておらず 、動植物や菌類など、自然のバランスが戻りつつある環境でした。アレッサンドラの考える栽培理念は、「限りなく土地への介入を減らす」事。これまでの8年間、ただの一度も土地を耕転したことは無く、雑草についても基本切ることがない。冬の剪定と初夏の誘引、収穫以外極力手を加えたくないと話すアレッサンドラ。雑草はブドウ樹を包み隠すほどに伸びた場合のみ、樹の周りだけ軽く切る。ビオディナミのように自然を尊重しつつも、土地自体の力を高めようというものとは違い、自然環境を最大に尊重した栽培方法といえます。

もちろんのことながら、このような栽培方法では収穫量は見込めません。現在でも2haの畑からたった6000本という少なすぎる生産量ですが、今の彼女にとっては十分な量だといいます。華奢な彼女が、たった一人で栽培から醸造まで行うには、今の量が限界。「一人で暮らすにはこれで十分!ただもう少しブドウがあれば、もっといろんな挑戦ができるんだけど、、。」そう話すアレッサンドラ、まだまだ試したいことが沢山あると嬉しそうに話します。ブドウの収穫は周囲の生産者よりもやや早い、これはブドウの完熟を無視しているというよりは、果実そのもののフレッシュ感を意識しての事、そして強い酸も同等に大切。その絶妙なバランスを見極めるために、収穫は樹ごとに見極め5-6回に分けて収穫するという徹底ぶり。手間はかかるものの、これも体力的に自信のない彼女が一人で作業するための理にかなった方法。このバランスを持ったブドウは、除梗せずごく僅かな圧でプレスする。果皮との接触は意識していないが、長い時間をかけて圧搾することで初期醗酵を促していることにもなります 。

そして、彼女が何よりも尊重しているのが原酒。圧搾したモストは、温度コントロールしないのは当然で、酵母やSO2さえも添加することなく、セメントタンクにて自然に醗酵を行う。そのため醗酵が終わるまでに1-2か月という時間を費やしてから、木樽(古バリック)での熟成。原酒が出来上がるまでに1年以上の歳月をかける。SO2は一度も加える事がないというこだわり。そして、原酒の豊かさと果実を最大限表現するため、すべてのワインにおいてドサージュを一切行いません。というよりは、行う必要がないほどの原酒のクオリティが高い、そう言ったほうが正しいのかもしれません。

誰かに言われる訳でなく、最良のワイン造りを求め、誰よりも最短距離を駆け抜けるような彼女の研ぎ澄まされた感性。まだ28歳という若さと、一見造り手には見えないほど華奢な彼女、しかし、ワインへのこだわりと信念はまるで熟練の造り手と全く変わりがな い、むしろ柔軟な発想には驚かされることの方が多いかもしれません。素晴らしいセンスと強いこだわり、若くも多大な魅力を持った造り手の一人です。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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