[造手] Ilaria Addis / イラリア・アッディス
[銘柄] Madrighe / マドリーゲ
[国] Italy / イタリア
[地域] Sardegna / サルディーニャ州
[品種] Vermentino / ヴェルメンティーノ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<このワインについて>
昨年リリースされていたママ・エ・ソーレがこのマドリーゲになりました。
<輸入元テイスティングコメント> 2022ヴィンテージ
やや緑がかった透明感のある色合いで、梨やハーブ、森を連想するような緑や石の香り。アタックはプチプチとした炭酸を感じ、追いかけるように旨味を持った甘みのある白系果実が重なり合ってフィニッシュまで続いていきます。ミネラルが豊富で余韻が長く、ハンドプレスならではの全く引っかかりがないピュアな液体が染み渡り、ヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラのポテンシャルを存分に感じることができます。
※抜栓後抜けていきますが、炭酸を感じます。
<畑・土壌>
ルーラス。ジェーネジ畑。標高291m。花崗岩砂質土壌。樹齢20年。2016年から銅や硫黄での処理は一切行われず、化学除草剤の使用は約10年間禁止。除草作業については、葉が落ちてから発芽までの冬〜春頃にかけて近隣の農場から約80頭の羊の群れがやってきて雑草を食べ、そこで糞をすることで天然の肥料となる。土壌も羊たちの自重で適度に肥やされトラクター等を使用せずに最適な状態に保たれる。
<醸造>
手摘みにて9月上旬に収穫。除梗後、葡萄の自重と手と足でのプレスで抽出。ステンレスタンクで野生酵母にて発酵後24時間マセレーション。その後8ヵ月澱と共に熟成後、SO2を少量添加して無濾過・無清澄にて瓶詰め。生産本数1000本。ALC度数12%。
<ストーリー>
イラリア・アッディスの物語は1960年頃に祖父母が数haの葡萄畑を購入した所から始まり、そこから大きなワイナリーへ葡萄を納入し始めます。その後家族は、2000年代初頭にワイナリー設立に向けて醸造所を造り、醸造設備等も購入していきましたがその計画は半ばで頓挫してしまします。イラリアはその頃大学の建築学科を卒業。その後、ワインの世界に引き込まれていく中でソムリエの資格を取得し、自身や家族の夢であったワイナリーの設立のため、ビオディナミを学んでいきます。その後、2017年に母親になったことがきっかけとなりそれまで夢で終わっていたワイナリーを設立し、2018年からワイン造りをスタートしていきます。試行錯誤を重ね2021年にようやく自身のワイナリーとしてイラリア・アッディスをスタートし、ヴェルメンティーノを主体としたワインをリリースできるようになりました。
畑はDOCGヴェルメンティーノ・ディ・ガッルーラのエリア内にあり、2016年から銅や硫黄での処理は一切行われず、化学除草剤の使用は約10年間禁止しております。除草作業については葉が落ちてから発芽までの冬〜春頃にかけて近隣の農場から約80頭の羊の群れがやってきて雑草を食べ、そこで糞をすることで天然の肥料となります。年によってはマメ科植物の緑肥も行います。土壌も羊たちの自重で適度に肥やされトラクター等を使用せずに最適な状態に保たれるのです。葡萄は機械を使用せず全て自重とハンドプレスになるので約50%の収量しか得られないため、フレッシュでピュアなワインに仕上がり、亜硫酸の添加も瓶詰め時に極少量行うのみです。その後のラベリングや蝋キャップも全て手作業で行います。先祖から受け継いできた土地の価値を最大限に尊重し、本物の愛、情熱、熱意をすべてワイン造りに注いでいるワイナリーです。
(以上、輸入元情報より引用)[]