[造手] Milan Nestarec / ミラン・ネスタレッツ
[銘柄] Podfuck / ポッドファック
[国] Czech / チェコ
[地域] South Moravian / 南モラヴィア州
[品種] Pinot Noir 70%, Pinot Gris 15%, Blaufrankisch 15% / ピノ・ノワール, ピノ・グリ, ブラウフレンキッシュ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<生産者コメント>
Zadni Horaは私たちの最初のブドウ畑です。かつてはブラウフランキッシュが栽培されていましたが、1978年の遅霜でほとんどのブドウが枯れ、その後、⾮常に濃い⾊の⽪を持つ地元のピノ・グリが植えられました。あまりに⾊が濃かったため、2013年の初ヴィンテージを隣⼈が試飲した際、ブラウフランキッシュやサンローランからできた素晴らしいワイン、と称賛を送ってくれたのです。私はこれがピノ・グリからできたのだと説明しようとしましたが、彼は信じてくれず「それはPodfuk(チェコ語で「フェイク」)」と⾔ったのです。そうして、このワインの名前はPudfuckとなりました。以来Pudfuckはかなりの変化を遂げました。以前の3か⽉のハードコアな醸しを経たピノ・グリから、ピノ・ノワールとブラウフランキッシュを取り繋ぐ、架け橋としてのピノ・グリへと変化したのです。つまり、森林に守られたこの早熟なブドウ畑を正しく表現する、理想的な表現⽅法を私たちは⾒つけたということです。優雅さ、丸み、フィネスを兼ね備えています。
<2019ヴィンテージについて>
「2019年は恵まれた年でした。多かれ少なかれ安定した気候、「普通」の降⽔量と気温。雹被害もなく、⼗分な⽇照があり、成熟期に必要な⾬がふりました。1株あたりの収量は通常の20−30%減となりましたが、これはおそらく前年の収量が⾼かった事と開花時期に⾬が降った事による影響です。バランスの取れた気候により、⼟壌を全く⼿⼊れする必要がなくなり、各区画のニーズにあわせて注意深く葉の管理をすることでphのバランスを良好に保つことができました。枝先を摘⼼しないことで、⽣化学的プロセスが妨げられずにブドウの樹が⾃然に成⻑するため、ブドウはバランスを保ちながら熟しました。また、昼夜の寒暖差が素晴らしい酸の構成をもたらし、ブドウはゆっくりと熟しました。これにより、収穫期間中に時間的な余裕ができ、できるだけ正確に集中して、⼿選果や、かなり時間をかけた搾汁などを⾏いました。全体として2019年は素晴らしく、バランスが取れた、慈愛に満ちたヴィンテージであり、暑くて過収量だった2018年の後に⼤きく安堵したヴィンテージでした。」
<畑・土壌>
畑名:Zadni Hora。標高225m。栽培面積1.4ha。レス⼟壌。南西向き。樹齢平均35-40年。グイヨ仕立て。収量30hl/ha。ワイン畑は合計25haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除。
<醸造>
10⽉2⽇に⼿摘みで収穫、選果し、除梗。優しく破砕し、定期的なパンチダウンをしながら醸し。25⽇間⾃然発酵。フリーラン果汁のみ、225ℓと600ℓのオーク古樽(1‐7年使⽤)で澱とともに熟成。ラッキングし、2022年11⽉に瓶詰め。瓶詰め時に亜硫酸5ppm添加、SO2トータルは4mg/l。無清澄、無濾過。ALC度数13%。
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(以上、輸入元情報より引用)[]