[造手] Milan Nestarec / ミラン・ネスタレッツ
[銘柄] Umami / ウマミ
[国] Czech / チェコ
[地域] South Moravian / 南モラヴィア州
[品種] Red Traminer, Gewurztraminer / レッド・トラミネール, ゲヴュルツトラミネール
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<生産者コメント>
このワインは、私も妻も⼤好きなアジア料理に合わせるために2017年に⽣まれたものです。以前はブレンドでしたが、2019年のトラミネールは完璧な糖と酸のバランスがあったため、単⼀での醸造をしました。トラミネール種は世界で最も古い品種の⼀つであり、遺伝⼦分析によれば、同種は多くの⾼貴なヨーロッパ品種の⾎統に含まれることが明らかになっています。それゆえ、私はこのUMAMIの樽を常にセラーの「⼥王蜂」として⾒ています。Achteleは歴史的なブドウ園で、素晴らしいバランスの取れたトラミネールを⽣み出すことができる畑です。円形劇場の地形をしているため、畑の下部では⾃然に空気の流れが減り、貴腐が発⽣しやすくなり、上部はよりゆっくりと熟します。私たちはこのコントラストをワイン⾃体に維持しようと努めました。その結果、芳醇な⾹りとレーザーのような鋭い酸味の予期せぬハーモニーが⽣まれ、次のもう⼀杯が更に飲みたくなるような味わいとなっています。2019年は信じられないほど濃厚でありながら、完全にドライでフレッシュな味わいです。

<2019ヴィンテージについて>
「2019年は恵まれた年でした。多かれ少なかれ安定した気候、「普通」の降⽔量と気温。雹被害もなく、⼗分な⽇照があり、成熟期に必要な⾬がふりました。1株あたりの収量は通常の20−30%減となりましたが、これはおそらく前年の収量が⾼かった事と開花時期に⾬が降った事による影響です。バランスの取れた気候により、⼟壌を全く⼿⼊れする必要がなくなり、各区画のニーズにあわせて注意深く葉の管理をすることでphのバランスを良好に保つことができました。枝先を摘⼼しないことで、⽣化学的プロセスが妨げられずにブドウの樹が⾃然に成⻑するため、ブドウはバランスを保ちながら熟しました。また、昼夜の寒暖差が素晴らしい酸の構成をもたらし、ブドウはゆっくりと熟しました。これにより、収穫期間中に時間的な余裕ができ、できるだけ正確に集中して、⼿選果や、かなり時間をかけた搾汁などを⾏いました。全体として2019年は素晴らしく、バランスが取れた、慈愛に満ちたヴィンテージであり、暑くて過収量だった2018年の後に⼤きく安堵したヴィンテージでした。」

<畑・土壌>
畑名:Achtele。標高260m。栽培面積1.35ha。砂・粘⼟質⼟壌。南西向き。樹齢平均15-40年。グイヨ仕立て。収量30hl/ha。ワイン畑は合計25haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除。

<醸造>
9⽉28⽇に⼿摘みで収穫、選果。全房で、軽く⾜踏みをし、12時間スキンコンタクト後、空気式プレスで21時間かけて優しく搾汁。11ケ⽉⾃然発酵。ストッキンガー社の3000ℓのオーク新樽で澱とともに熟成。ラッキングし、2022年10⽉に瓶詰め、瓶詰め時に亜硫酸4ppm添加、SO2トータルは21mg/l。無清澄、無濾過。ALC度数15%。

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(以上、輸入元情報より引用)[]
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