[造手] Milan Nestarec / ミラン・ネスタレッツ
[銘柄] TRBLMKR / トラブルメーカー
[国] Czech / チェコ
[地域] South Moravian / 南モラヴィア州
[品種] Neuburger 95%, Malvasia 5% / ノイブルガー, マルヴァジア
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<生産者コメント>
Me in a bottle.
ノイブルガーは収量が少なく、房がコンパクトなので腐りやすく、搾汁も難しい。まさにトラブルメーカー。まるで瓶詰めされた私ミラン・ネスタレッツのよう。このワインは、この地域のノイブルガーの真のアイデンティティを⾒出し、それを広めるという、私の⻑期的な使命です。ノイブルガーは、少しシンデレラのようで、最初は地味で普通の様態ですが、経年変化を経ることで、その姿を美しく変貌させます。歴史的には私たちの地域の典型的なブドウでしたが、現在ではあまり注⽬されていません。収量が低く、腐敗しやすく、地味でニュートラルな味わいがすぐに他の品種に負けてしまうため、現代のワイン造りには向きません。そのため、迅速で簡単な結果を求める⼈には向いていません。しかし、忍耐強くいれば、美しく経年変化し、その場所を⾒事に表現することができます。このワインに⼗分な時間と空間を捧げる価値があります。

<2019ヴィンテージについて>
「2019年は恵まれた年でした。多かれ少なかれ安定した気候、「普通」の降⽔量と気温。雹被害もなく、⼗分な⽇照があり、成熟期に必要な⾬がふりました。1株あたりの収量は通常の20−30%減となりましたが、これはおそらく前年の収量が⾼かった事と開花時期に⾬が降った事による影響です。バランスの取れた気候により、⼟壌を全く⼿⼊れする必要がなくなり、各区画のニーズにあわせて注意深く葉の管理をすることでphのバランスを良好に保つことができました。枝先を摘⼼しないことで、⽣化学的プロセスが妨げられずにブドウの樹が⾃然に成⻑するため、ブドウはバランスを保ちながら熟しました。また、昼夜の寒暖差が素晴らしい酸の構成をもたらし、ブドウはゆっくりと熟しました。これにより、収穫期間中に時間的な余裕ができ、できるだけ正確に集中して、⼿選果や、かなり時間をかけた搾汁などを⾏いました。全体として2019年は素晴らしく、バランスが取れた、慈愛に満ちたヴィンテージであり、暑くて過収量だった2018年の後に⼤きく安堵したヴィンテージでした。」

<畑・土壌>
畑名:Slovenske。標高217m。栽培面積1.2ha。レス土壌。南東向き。樹齢平均20-25年。グイヨ仕立て。収量35hl/ha。ワイン畑は合計25haで、オーガニック農法で管理され、合成の殺菌剤や除草剤などは完全に排除。

<醸造>
9月12日に手摘みで収穫、選果。全房で軽く足踏みし、12時間スキンコンタクト後、空気式プレスで20時間かけて優しく搾汁。2か月自然発酵。Gamb社の3000ℓのオーク古樽(9年使用)にて熟成。ラッキングし、2022年10月に瓶詰め。瓶詰め時に亜硫酸5ppm添加、SO2トータルは18mg/l。無清澄、無濾過。ALC度数12%。

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(以上、輸入元情報より引用)[]

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