フルーリー / ブリュット・ナチュール・フルール・ド・リューロップ NV

D363

9,000円(税込9,900円)

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[造手] Fleury / フルーリー
[銘柄] Brut Nature Fleur de l’Europe / ブリュット・ナチュール・フルール・ド・リューロップ
[国] France / フランス
[地域] Champagne / シャンパーニュ地方
[品種] Pinot Noir, Chardonnay / ピノ・ノワール主体, シャルドネ
[タイプ] 白 / 発泡 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<このワインについて>
1992年に初めてビオディナミ認証を受けたキュヴェで、メゾンの入り口のシャンパーニュとして、広く活躍する。フレッシュな果実味と、約30%ブレンドされるリザーヴワインによる味わいの厚みが共存する。MagnumとJeroboamはゆっくりと熟成するので、抜栓時の味わいのコントラストを際立たせるために、ドザージュを行い、Extra Brutとすることがあるが、通常はBrut Nature。

<畑・栽培>
南南西向き。粘土石灰質土壌。植樹1970-1980年代。ビオディナミ農法。Demeter認証。化学製品をやめ、堆肥と有機肥料を使用。除草剤の代わりに草刈り機と手作業で深耕。

<醸造>
マロラクティック発酵あり。木製樽と琺瑯タンクで約10ヶ月間熟成。4年間瓶内シュール・リー熟成。

<ストーリー>
1895年に創設、フルーリー家は代々「革新」を信条とし、家族経営のドメーヌとして続いてきた。現在は3代目ジャン・ピエール・フルーリーが後を継いでいる。1901年シャンパーニュ地方はフィロキセラの襲撃に見舞われ、壊滅したブドウ畑に、ヴィニュロンであり苗木屋でもあった初代Emile Fleury エミール・フルーリーがこの地方では初めて接ぎ木したピノ・ノワールを植樹した。1929年、経済危機が到来。ブドウ果の価格とネゴシアン製シャンパーニュが暴落したため2代目 Robert Fleury ロバート・フルーリーは自社でシャンパーニュを造り出し、シャンパーニュ南部においてRM(レコルタン・マニピュラン)の先駆者のひとりとなった。「どんな地球を子孫に残すのか?」と環境保護に目を向けた3代目Jean-Pierre Fleury ジャン・ピエール・フルーリーは、1970年から有機栽培を開始。1989年にビオディナミでのブドウ栽培でシャンパーニュで初めてデメテールの認証を受け、1992年には全ての畑でビオディナミを実践している。

コート・デ・バールのテロワール
シャンパーニュ地方では、紀元1世紀からブドウが栽培されていました。
その固有なテロワールは
- 北部に位置すること
- 海洋性気候と大陸性気候の二面性があること
- 地下の大部分は石灰質土壌である
- 丘陵地の上で栽培がされていること
ブドウ栽培地域の面積は、1927年に法律(AOC法)で確立されました。コート・デ・バールはかつて海で覆われていたパリ盆地の南東の露出した部分で、沈下していた時のパリ盆地の北東部分の隆起によって、形成されました。土地の浸食に続く河川の流れが、起伏のある谷と丸みのある丘をもたらしました。丘にはブドウ畑が規則正しく広がり、調和のとれた畑に並んで森があり、バランスのとれた景観が広がります。

フルーリーの畑は、Seine(セーヌ)の流域のCourteron(クルトゥロン)の小さい村の近郊に位置します。数10キロメートル離れたところに水源があり、la Laignes(ラ・レーニュ)、l’Ource(ルルス)、la Sarce(ラ・サルス)の分流地点となっています。この地域は主に泥灰土で構成されています。すなわち粘土質石灰(アルジル・カルケール)は、多孔性の土壌で、ブドウへの水分や養分補給を十分に保ちます。これらの地層の露出は中生代(ジュラ、オックスフォード、キメリッジ階)のものです。地下土壌の特質により、適した品種が決まります。シャンパーニュにおける必要不可欠な3品種は、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエとシャルドネです。私たちの畑の90%はピノ・ノワールが植わっており、10%程度がシャルドネです。ピノ・ノワールは春の凍結に耐性を示し、ワインにこく、骨格と力強さをもたらします。シャルドネは、フローラルなアロマを持つフィネスをもたらし、緩やかに熟成を辿ります。

ビオディナミ栽培
1970年、栽培方法について、選択をしました。化学製品をやめ、堆肥と有機肥料を使うこと。除草剤の代わりに草刈り機と手作業で深耕すること、今日リュット・レゾネで使用されているような植物予防製品を極少量使用すること。先ず3haから開始し、1992年には所有畑全てに行いました。この後、ビオディナミへと転換していきました。1989年から数えて畑のビオディナミ管理は約25年。自社畑15ha、ビオディナミをともに志してきた友人の畑8haのブドウを購入し、年間生産量は20万本。SO2無添加のキュヴェを2009年より生産開始。
栽培品種:ピノ・ノワール 85%、シャルドネ 10%、ピノ・ブラン 2%、ピノ・グリ 2%、ピノ・ムニエ 1%
(輸入元情報より引用)[]

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