[造手] 2Naturkinder / ツヴァイ・ナトゥーキンダー
[銘柄] Silvaner Petnat / シルヴァーナー・ペットナット
[国] Germany / ドイツ
[地域] Franken / フランケン
[品種] Silvaner / シルヴァーナー
[タイプ] 白 / 微発泡 / 辛口 / ミディアムボディ / 酸化防止剤(SO2)無添加
<生産者コメント>
カビ病の脅威にさらされた年でしたが、このペットナットは前VT2019と同じように醸造できました。濁ったイエロー。かりんや洋梨のような淡いフルーツの⾵味と柔らかい泡が⼼地よく混ざり合い、厳しい年だったとは思えないほど味わいに安定感があります。泡は弱めですが、スティルでも美味しく飲めるワインです。
<畑・土壌>
畑名 : Kitzinger Eherieder Berg。標高200m。貝殻石灰岩土壌、上部粘土層。南向き。樹齢平均30年。グイヨ仕立て。収量20hl/ha。
<醸造>
9⽉中旬から2回に分けて⼿摘みで収穫。⼀回⽬は1晩スキンコンタクト。⼆回⽬はその⼀週間後に収穫し、除梗、⼀週間スキンコンタクト。空気式プレスで搾汁。ブレンドして瓶詰め。6ヶ⽉後の2022年4⽉に⼿でデゴルジュマン。無清澄、無濾過。亜硫酸塩無添加。ガス圧2.4バール。ALC度数11%。
<ストーリー>
「ピュアでジューシー、かつクリーンでエレガント、⽣命とエナジーが詰まった本物ナチュラルワイン」
2naturekinder(ツヴァイ・ナトゥーキンダー)は、Micheal Voelker(ミヒャエル・フォルカー)とMelanie Drese(メラニー・ドレセ)のプロジェクトです。⼆⼈は、以前、世界中を旅し、ロンドン、ニューヨークに住み、出版分野で働いていましたが、ナチュラルワインに魅了され、2013年、ドイツのフランケン地⽅のマイン川近くで1843年から続くミカエルの家族の畑を引き継ぎ、⾃然でピュアなワイン造りを始めました。「何も追加せず、何も取り去らず」を哲学に、⾙殻⽯灰岩⼟壌とコイパーと呼ばれる泥灰⼟(マルヌ)⼟壌で、フランケン地⽅のぶどうを育て、よいバランスの中にもエッジがある美しいワインを造っています。
ミヒャエルはブドウ園のコウモリに特に関⼼があり、コウモリのラベルはその影響を受けており、ブドウ園におけるコウモリの役割についての研究プロジェクトを後援しています。2018年には、その活動およびコウモリワインとして知られるフレーダーマウスワインが国連の「⽣物多様性の10年 - 2011-2020 UNITED NATIONS DECADE ON BIODIVERSITY」のプロジェクトとして表彰されました。
ドイツのナチュラルワイン黎明期から、優しさと情熱とともに、真摯に土壌づくりから始め、同時にコウモリを中⼼とした地域の環境保全にも⼒を入れ、亜硫酸も入れない本物のナチュラルワインを造る彼らは、ブランドブロスなど、その後に出現した本物ナチュラルワインメーカー達に多くのインスピレーションを与えています。
(以上、輸入元情報より引用)[3]