マヌエル・プルチーニ / マロカ 2022

A1002

3,900円(税込4,290円)

[造手] Manuel Pulcini / マヌエル・プルチーニ
[銘柄] Marròca / マロカ
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Trebbiano 70%, Malvasia 10%, Other 20% / トレッビアーノ, マルヴァジア, その他
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<このワインについて>
このキュヴェは、自然の四大要素の中の『水』を象徴しているワインです。マロカとは古いトスカーナの方言で「井戸の怪物」を意味します。マロカは神話の中の怪物で、下半身が人魚の美しい少女です。危険で恥ずかしがり屋で、井戸に隠れて子供を誘拐して食べてしまうと言われていました。母親達は子供が井戸に近づかないように注意していました。エチケットのイラストはこの井戸の怪物マロカです。

<畑・栽培>
栽培面積は全部で2.3haで、14品種ものブドウが栽培されている。ビオディナミ農法。堆肥や有機肥料は全く用いず、代わりに、緑肥としてハーブや野菜、豆などを畑で栽培。また、畑の植物多様性を維持するためと有害な昆虫を避けるために、畝の間に自然なカバークロップを生やしている。耕耘は、1年目は偶数の畝、2年目は奇数の畝と、1畝毎交互に2年に1回行っている。ブドウ木にストレスを与えないように、夏季に伸びた新梢の先端を切る摘芯は行わず、グリーンハーヴェストや除葉も基本的に行わない。また畑に過剰な負荷を掛けないように、重い農業機械は可能限り使用しない。

<醸造>
ブドウは手摘みで収穫し、トレッビアーノとその他の品種は全房で圧搾、マルヴァジアは除梗・破砕して数日間のスキンコンタクト。低温で清澄した後、品種毎別々に野生酵母のみでステンレスタンクで自発的に発酵。その後マロ発酵と熟成。醸造添加物は一切加えずに醸造する。ブレンドは瓶詰め前に行い、無清澄、ノン・フィルターで瓶詰め。SO2はボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加。2023年5月時点のSO2トータルは35mg/l。総生産量2,300本。ALC度数12%。

<ストーリー>
Manuel Pulcini マヌエル・プルチーニはローマ生まれの現在35才。自然にワイン造りに関心を持ったマヌエルはピサ大学でワイン醸造学の学位を取得。その後、モンタルチーノのフォンテレンツァなどのビオディナミを実践するトスカーナの幾つかのワイナリーで働き、ビオディナミとナチュラルワイン造りへと惹かれていきました。トスカーナのルッカ近郊に約2.3haの耕作放棄されたブドウ畑を借りて2017年1月に自身のワイナリーを設立しました。マヌエルが目指したのは、ブドウ畑に新しい生命を吹き込み、現代的醸造学のワイン造りから解放された、自然を尊重したワイン造りのプロジェクトでした。醸造においては、人為的介入を最小限にし、化学的な技術や人工添加物は一切使わずに、野生酵母による自然な発酵でワイン造りを行っています。SO2は、ボトリング後のワインのネガティブな反応を避けるために必要最低限のみ添加しています。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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