レ・カルチナイエ/ ヴェルナッチャ・ディ・サン・ジミニャーノ 2022

A978

3,600円(税込3,960円)

[造手] Le Calcinaie / レ・カルチナイエ
[銘柄] Vernaccia di San Gimignano / ヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノ
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Vernaccia / ヴェルナッチャ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<このワインについて>
シンプルな造りながら、複雑味を備えており、暑い年でもヴェルナッチャの魅力の革新である多層的な酸が生き生きとしている。

<畑・栽培>
石灰・粘土質土壌。東南向き。1987年、1999年植樹。11ha。化学肥料、除草剤、殺虫剤などを排したビオロジック栽培。低収穫と、葉を多めに残しブドウの房をしっかり陰にするキャノピー・マネージメントを重視している。

<醸造>
ステンレスタンクで醗酵、ステンレスタンクで6ヶ月間熟成。

<ストーリー>
サン・ジミニャーノに、高品質ワインを復活させた立役者の一人。常に快活でエネルギッシュなオーナー、シモーネ・サンティーニは、1995年から畑に化学肥料、除草剤、殺虫剤などを排したビオロジック栽培を続ける、慧眼の持ち主。加えて栽培で重視するのは、低収穫と、葉を多めに残しブドウの房をしっかり陰にするキャノピー・マネージメント。それにより、ヴェルナッチャの魅力の核心である美しく多層的な酸が得られると語る。酸を重視するため、主要な畑の大半は北向きである。亜硫酸添加は通常、トータルで45mg/L以下に抑制。理想とするヴェルナッチャは「瓶詰め直後は14歳の少女のように純粋でプリティ。その後熟成により、多彩な要素に美しいハーモニーが生まれるが、けしてビッグではなくフェミニンでエレガントなワイン」とのヴィジョンは、困難な年にさえ、見事にワインに現れる。

(マルク・デ・グラツィア・セレクション Fine Wines 2005より)
フォンテレオーニとほかの数件の造り手とともにテヌータ・レ・カルチナイエは、ヴェルナッチャに高品質のワインが復活したことを示している。高品質志向のヴェルナッチャという考えは、一世代前には誰も顧みなかったものである。
シモーネ・サンティーニは働き者で、一人でこのカンティーナをきりもりしている。典型的なトスカーナ人らしいユーモアのセンス、― 一鋭さ、軽さ、刺激 ― があり、彼が造るヴェルナッチャによく似ている。彼のワインを見れば、サン・ジミニャーノがなぜ最初に DOC を得たかがわかる。ソアベ・オルヴィエートとともにヴェルナッチャ・ディ・サンジミニャーノは、イタリアの白ワインの中で傑出しているという名声を裏付けるようなワインだからだ。
そのワインは華やかさと神経質さを併せもち、しっかりした骨格がありながら溌刺としている。しかもアフターはなめらかでヴェルナッチャ酒の独特なほろ苦いアーモンドのタッチがある。カルチナイエのヴェルナッチャはいわばコケティッシュな可愛らしい女性で、生産量は少ないが、もっと欲しくなってしまう。ヴェルナッチャ – ヴィーニャ・アイ・サッシは単一畑の産で、取れる量はもっと少ない。こちらは一部樽発酵で、控えめで静かなおもむきがある。
シモーネ・サンティーニの赤ワインにぞっこん惚れた人も少なくない。キャンティ・コッリ・セネージ(無清澄、無濾過)はサン・ジミニャーノの気候とテロワールが生み出すしなやかサンジョベーゼの素晴らしい実例であり、気取らない柔らかな、大変親しみのある味わいがする。テオドーロはここの華である。芳酵で凝縮した味わいのこのワインは、メルロとカベルネ、サンジョベーゼの混醸ワインで小樽熟成させた、見事な出来映えだ。
(以上、輸入元情報より引用)[]
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