アンドレア・チェルヴィーニ / ポッジョ・ビアンコ・ソーヴィニヨン 2020

B834

4,491円(税込4,940円)

[造手] Andrea Cervini / アンドレア・チェルヴィーニ
[銘柄] Poggio Bianco Sauvignon / ポッジョ・ビアンコ・ソーヴィニヨン
[国] Italy / イタリア
[地域] Emilia Romagna / エミリア・ロマーニャ州
[品種] Sauvignon Blanc / ソーヴィニヨン・ブラン
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<このワインについて>
カンディアよりもアルコール度数が低く、口当たりもソフトですが香りや旨味など充実感はさすが。ソーヴィニヨンの良い特性はしっかりと表現、それでいてアンドレアらしい自然で突き抜けたワイン。

<輸入元テイスティングコメント>
香りは熟れた杏子、ビワ、白蘭、お茶感。トロピカルなフルーツ香とスモーキーさ。良い意味でソーヴィニヨンらしからぬ詰まりに詰まった果実味と旨み。ノンフィルターで澱の旨味が自然で豊潤な果実味に溶け込み、充実感のある美味しさ。魅惑的なソーヴィニヨン。

<畑・栽培>
知り合いの畑のソーヴィニヨンを用いて醸造された新しいワイン。所有を考えている無農薬の優良な畑。

<醸造>
ステンレスタンクで自然酵母による発酵。マセレーションは40日間。ステンレスタンクで12ヶ月間熟成。SO2無添加。

<ストーリー>
アンドレア・チェルヴィーニはトレッビア川の入口付近、トラーヴォの町でアグリツーリズモ"イルポッジョ”と共にワイナリーを構えています。アンドレアは13歳の頃から叔父の経営するこの農場を手伝い始め、葡萄栽培とワイン造りに親しんできました。収穫された葡萄はほとんどがそのまま売られ、僅かにダミジャーナで醸造したワインは友人や知人に量り売りしていました。La stoppaとDinavoloのワインを造る同じエミリアの醸造家"ジュリオ・アルマーニ"との出会いで、アンドレアは自然派ワインへの情熱に火が付き、自分達の葡萄を自分達のワインとして醸造すると決心したのです。2000年代初頭には、極少だったブドウ畑を、総面積4haにまで拡張しました。アンドレア・チェルヴィーニとしての最初のボトリングは2006年ヴィンテージ。ナチュラルで個性的なワインは様々なテイスティングの場で評価を受ける形となりました。

栽培品種はこのエリアの古典的な品種達で、白葡萄のマルヴァジア・ディ・カンディア、黒葡萄はバルべーラ、ボナルダを栽培。畑は粘土質と石灰質で構成されており、標高は200m。ヴァル・トレッビア地区に位置しています。硫黄と銅を必要な時に使用する以外は無農薬で栽培。所有している葡萄の樹の中には樹齢40年以上の樹もあります。

醸造は自然酵母での発酵、そして出来り限りSO2は抑えられています。彼の醸造の中で大きなポイントとなるのがとてつもなく長いマセレーションにあります。アンドレアは、赤と白の両方のワインに対して、長期マセレーションを行うことによって、完全で寛大なワインにしたいという考えを持っています。白ワインは6ヶ月間、赤ワインも2ヶ月間と一般的な感覚では考えられない長さです。そして容器内でも約2年しっかりと落ち着かせます。

アンドレアのビアンコはまさに鮮烈。カンディア種特有のトロピカルなイメージからからステージが上がっており、上品でありながら複雑なアロマがグラスから溢れてきます。長いマセレーションとカンディア種に含まれる多量のタンニンが口にビシビシきます。果実味自体はフリウリの偉大な生産者に通じるスケールと口の中で溢れる存在感を放ち、文句なしに素晴らしいワインだと評したいです。そして彼のすごさは白ワインだけではありません、赤ワインもしっかりと熟成され、練れた旨味とダシ感が充満しており、現行ヴィンテージのワインとは思えない凄みを持っています。飲み手に信じられないほどの楽しみを与えてくれるでしょう。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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