[造手] Michele Lorenzetti / ミケーレ・ロレンツェッティ
[銘柄] Pam / パム
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Trebbiano / トレッビアーノ
[タイプ] 白 / 微泡 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<生産者コメント>
SO2はボトリングに必要最低限のみ添加しただけなので、分析結果には非常に驚きました。おそらく酵母自身が瓶内二次発酵中にSO2を生成したのでしょう。2021はゆっくりとした発酵が特徴で、そのような条件下では酵母がSO2を多く生成することがよくあります。それ以外にこの数値の理由は考えられません。

<畑・栽培>
ビオディナミ農法。2.7ha。

<醸造>
9/6に手摘みで収穫したブドウを完全に除梗して圧搾。ステンレスタンクで野生酵母のみで自発的に発酵。培養酵母や酵素、その他のいかなる醸造添加物も添加することなく、温度管理も一切行わずに醸造。自発的なマロ発酵と熟成後、翌年の春に無清澄、無濾過で瓶詰めし、収穫時にすぐに冷却して保存しておいたマストの一部を、リキュール・ド・ティラージュとして添加して瓶内二次発酵を行う。ブドウ果汁以外の糖分や酵母、亜硫酸などの添加は一切なし。また、濾過もデゴルジュマンも行わないため、澱に由来する濁りがあり、残糖も殆どないナチュラルなアプローチで造られたフリッツァンテ。SO2はボトリング時に必要最低限のみ添加。総生産量1,100本。2023年2月時点でのSO2トータルは80mg/L。ALC度数12.5%。

<ストーリー>
ミケーレ・ロレンツェッティはビオディナミのブドウ栽培と醸造のコンサルタントとして、イタリア全土の数多くのワイナリーのコンサルタントをしているビオディナミワイン界では知らぬ人はいない巨匠です。ブドウ栽培をするムジェッロは、トスカーナでも極めて冷涼な気候に恵まれています。19世紀にはブルゴーニュ出身の醸造家がピノ・ノワールなどのフランスの高貴品種を栽培して、大きな成功を収めていましたが、フィロキセラによって荒廃してしまいました。ロレンツェッティは、この貴重な歴史を復活させるため、そしてこの地の大きな可能性を証明するために、フランス系の冷涼品種を栽培してワイン造りに乗り出しました。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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