ラ・カッシネッタ / ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート 2019

C1044

4,200円(税込4,620円)

[造手] La Cascinetta / ラ・カッシネッタ
[銘柄] Ruche di Castagnole Monferrato / ルケディカスタニョーレモンフェッラート
[国] Italy / イタリア
[地域] Piemonte / ピエモンテ州
[品種] Ruchè / ルケ
[タイプ] 赤 / 辛口 / フルボディ
[容量] 750ml

<テイスティングコメント>
2019年はやや冷涼で雨の多かったヴィンテージ。果実の完熟は十分感じますが、酸の心地よさ、純粋な果実味の強さを感じるヴィンテージ。豊潤で華やかなルケというブドウ品種の個性が際立ったヴィンテージ

<畑・栽培>
畑では一切の薬品や化学肥料を使用せず。ブドウ畑で唯一、銅と硫黄物を最低限使用する農業。醸造については、2015年より独学をベースに一切のコントロールをしない醸造方法を始めました。

<醸造>
収穫後、果皮と共に約2週間の醗酵。圧搾後、ステンレスタンクに移し、酸欠状態にならないようこまめにオリ引きを行いながら12か月の熟成。想像以上に収量を抑え、ブドウが完熟するまで収穫を遅らせたルケは、強烈な糖度の高さと芳醇すぎる香りを身にまとう。

<ストーリー>
アスティの北東に位置するカスタニョーレ モンフェッラートの町。この土地に残る地品種である黒ブドウ「Rucheルケ」、DOCGを取ったことで一時期話題を集めましたが、生産地域は小さく、ルケを栽培・醸造している造り手は極僅か、希少なエリアでもあります。当主であるジャンカルロ ボルトリンは、都会での暮らしより自然の残る環境、農業を営む暮らしを求め、2007年にヴィアリージの土地、放棄されていた小さな家と3haのブドウ畑を手に入れました。2009年にルケ、バルベーラ、グリニョリーノを植樹、2013年より徐々にワイン造りを開始。農業やワイン造りは全くの素人だったジャンカルロ。「自分たちが暮らし、作り、食べる。土地に根付いた暮らしをしたい」、という強い想いのもと、畑では一切の薬品や化学肥料を使用せず。ブドウ畑で唯一、銅と硫黄物を最低限使用する農業。醸造については、2015年より独学をベースに一切のコントロールをしない醸造方法を始めました。DOCGで認められている収穫量の半分にも満たない低収量。そして果皮、種子まで完全に成熟するまで収穫を遅らせる徹底的な覚悟。結果的に、超熟成したルケは、糖度が高すぎて潜在アルコール度数が15%を軽く超えるほど、、、
汗。この超凝縮したルケを果皮と共に約2週間、緩やかに醗酵が進む。これほどの糖度、アルコールであっても、今まで醗酵が途中で止まった経験はほとんどないと話すジャンカルロ。カッシネッタのワインを支えているのは、経験値でも醸造テクニックでもない、溢れんばかりの素材(ブドウ)への信頼感、、。久しぶりに出会う、裏表のない情熱と強い意志を持ったジャンカルロ。ワインとしてはまだ粗削りな面も多いですが、それを補って余りある素晴らしい味わいと魅力的なルケ。ぜひ一度お試しいただきたい造り手です。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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