ピットナウアー / ザンクト・ラウレント・ヴォン・ドルフ 2020

C1029

3,200円(税込3,520円)

[造手] Pittnauer / ピットナウアー
[銘柄] St. Laurent vom Dorf / ザンクト・ラウレント・ヴォン・ドルフ
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンラント州
[品種] St. Laurent / ザンクト・ラウレント
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<銘柄名の由来>
ザンクト・ラウレントは、長い伝統を持つ品種。現地ではピノ・ノワールと不明品種の自然交配であると信じられ、赤の地場品種としては最も栽培&醸造が難しい品種。vom dolf は「村から」の意味で、村名クラスのワイン。

<輸入元テイスティングコメント>
濃いルビーガーネット色。ブルーバリー、ラズベリーなどの赤い果実とスミレの花とスパイスの香り。果実委は豊富ですが素朴でエレガント、柔らかくて繊細なワイン。ジューシーさと程よい 酸、なめらかな口当たり。シルキーなタンニンが印象的でエレガント。ピノ・ノワールが好きな方は一度飲んで頂きたい赤ワイン。

<畑・栽培>
畑:ゴールドベルク、ザルツベルガッカー、ツヴィッケレッカー、ジュンガッカー, 土壌:鉄分を含む砕石
ビオディナミ農法。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500番牛糞のプレパレーションと501番水晶のプレパレーションのみ。

<醸造>
手摘みによる収穫後、20%全房、ステンレスタンクにて17日自然発酵、500ℓ旧樽にて22か月熟成。無清澄、瓶詰時の極少(15mg/L)の硫黄のみ使用。
ALC度数12%。

<ストーリー>
ワインの中に、シンプルさと正直な感情がある、ゲアハルト・ピットナウアーのスピリット。ピットナウアーは、自分が愛飲していたフランスかどこかのワインの中に、一貫性や共通のテーマがあることに気づくまでは、栽培理論なしでワイン造りを行っていました。年月は経ち、ビオディナミのことを知ったピットナウアーは、妻のブリジットとともに、2006年よりビオディナミに転換。15ha(半分は自分のもとで半分は借りた土地)を生きたワインを造るために、独自のオーガニック精神で手入れし始めました。堆肥を与えるところから収穫までのすべての作業はマニュアル通りに行われ、カレンダーはなく、彼をあせらせるものは何もない。葡萄の完璧な成熟がもたらす味わいを大切にし、きれいな葡萄を選んで、ヴィンテージのコンディションに応えたワイン造りをセラーで行っています。彼の造るワインは、ピュアでフレッシュな果実味が特徴。ピットナウアーは、それぞれのブドウ品種がもつ、わくわくするような、ユニークな声やテロワールがはっきりと聴こえてきそうなワインを造っています。

ピットナウアーのワインは全てビオディナミ農法にて造られています。使っているのは、硫黄と銅、スプレーするのは、500番牛糞のプレパレーションと501番水晶のプレパレーションだけ。水晶はシリカを含み、ブドウ自体や葉など地上に出ているところに作用し、太陽のエネルギーとの結びつきを強めます。これらを4輪バイクとトラクターでスプレーするのですが、これは重量が少ないため土壌に対する影響が少ないためです。醸造過程では、発酵はベーシックなクラスまで天然酵母を使用し、酸化防止剤は必要分のみ、もしくは無添加。全てのワインに認証を取っているわけではありませんが、Respekt(リスペクト)という認証を取得。リスペクトは、みんなが一丸となってより多くのことを達成できる場所。お互いに学び合うため、お互いに教育し合うため、そしてサポートしあうための団体。リスペクトは、ルドルフ・シュタイナーの考え方を基にしながら、それと同時に理論や実践では独立的で効果的に活動しています。加えてオープンでフレンドリー、そして専門的なことがやりとりできるような志を同じくする人を探しています。同じような認証団体にデメターがありますが、デメターは全ての農産物を認証する一方で、リスペクトはワインのみの認証団体ということになります。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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