[造手] Seckinger / ゼッキンガー
[銘柄] Weissburgunder vom Kalkstein / ヴァイスブルグンダー
[国] Germany / ドイツ
[地域] Pfalz / ファルツ
[品種] Weissburgunder / ヴァイスブルグンダー
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<ヴィンテージ情報>
2021年は、18・19・20年と比較すると雨が多く冷涼なヴィンテージとなり、病害対策を講じるため畑で仕事をする時間が大幅に増えた結果、非常に慎重で丁寧な畑仕事がなされ、また収穫が遅くなったこともあり、とても健全なブドウでワインを造ることができたそうです。ゼッキンガー本人は、これまでで最も自信があるビンテージだと語っています。全体的に酸度は例年より少し高めですが、果実やミネラルの要素とのバランスが非常に良く、安定感があります。同時にこれまでで最もSO2量が少ないヴィンテージにもなりました。全体的に春〜夏という季節に合うワインです。
ヴァイスブルグンダー 2021は、これまでで最も酒質がしっかりとしており、秀逸なエントリーワインです。前ヴィンテージまでは一部ステンレスタンクを使用していましたが、ワインに柔らかさを持たせるため全て古バリックおよび大樽で発酵・醸造をしています。
<輸入元によるテイスティングコメント>
抜栓直後は、バリックのニュアンスが感じられるが、徐々に全体的にまとまり、柔らかくも硬質感がある魅力的なワイン。
<畑・栽培>
標高120-180m、マイカマーおよびアルトドーフ周辺の石灰岩土壌。畑はハールト山地の東端に接しており、多くが東から南東向きで冷涼なミクロクリマを持つ。畑は平野部から西の森に向かって広がる丘の上にあり、さらに石灰岩の比率が多くなる山側にある。ビオディナミ。平均樹齢は15年。収量60hl/ha。
<醸造>
自生酵母。手摘みで収穫後、全房プレス。その後、モストの85%を使用済みトノー、残りを新しいトノーでSO2を添加せず、11ヶ月シュールリー。無清澄、ノンフィルターで瓶詰め。SO2は瓶詰め前に20mg添加。ALC度数11.5%。
<ストーリー>
ゼッキンガーは2012年に設立されたファルツのニーダーキエヒェンで最も若いワイナリー。ゼッキンガー家は代々ブドウ農家だったため、今では新参者がなかなか手に入れることができない畑を多く所有している。2012年に開始したビオディナミへの移行も2018年で終了し、今ではこの地域に存在するよりポテンシャルが大きい区画を買い足している。彼らの畑はハールト山地の東端に接しており、多くが東から南東向きで冷涼なミクロクリマを持つ。また、この地域の土壌は主に粘土、雑色砂岩、レスから成り、平野部においては農作物ならほとんどなんでも育つくらいほど肥沃である。ゼッキンガーの畑はこの平野部から西の森に向かって広がる丘の上にあり、さらに石灰岩の比率が多くなる山側にある。そのため、彼らのワインには全体的にミネラルのニュアンスがしっかり 感じられる硬質感があり、ピュアなワインに仕上がる。SO2使用量も5−20mg/lに抑えており、活き活きしながらも熟成が楽しみになる堅強さも兼ね備えている。
(以上、輸入元情報より引用)[]