[造手] Pivnica Cajkov/ ピヴニツァ・チャイコフ
[銘柄] Vulcanica #6 / ヴルカニカ #6
[国] Slovakia / スロバキア
[地域] Nitra / ニトラ地方
[品種] Pesecka Leanka, Pinot Gris / ペセツカ・レアンカ, ピノ・グリ
[タイプ] オレンジ / 発泡 / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加 / ノン・ドサージュ
[容量] 750ml

<輸入元テイスティングコメント>
昨年はサーモンピンクといった色合いでしたが、今年はオレンジ色が強く、オレンジ色がかったサーモンピンクといった印象です。ブンタン、すもも、アプリコットといった柑橘系や白バラの香りが特徴。昨年よりもさらにきめ細かく、シルキーな泡立ちですが、それほど強くなく身体に染みいる心地よい泡。時間とともに小梅などの酸味のニュアンス、ジンジャーや甘草などのスパイス感やスモーキーさ、余韻にブンタンの皮の苦みがアクセントとなって非常にいい。

<畑・栽培>
樹齢13年の赤い流紋岩(火山岩の一種、マグマが結晶化したもの)土壌のスタラ・オラ(南スロバキア)のオーガニックのぶどうを使用。トラクターなど重機が入れる道がないため、収穫を始め全てが手作業。他ワイナリーのブドウ畑も周りになく、病害や農薬・化学肥料などの影響を受けることがない。山脈から吹き降りてくる風がブドウの生育に最適で、各種薬剤の類を使用せずとも病害に晒されることはないという。

<醸造>
すべてのぶどうは手摘みで収穫、選果後、丁寧に除梗し、破砕。
2020年産の早摘みのピノ・グリをアルコール度数が約5%になるまでスキンファーメント、プレス、澱引きし、古樽で発酵熟成。
2020年産のペセツカ・レアンカを3日間スキンファーメント、フリーランジュースのみをステンレスタンクへ移し、発酵熟成。
2020年産のペセツカ・レアンカをアルコール度数が約8%になるまでスキンファーメント、フリーランジュースのみを古樽に入れ、発酵熟成。
すべてのワインをシュール・リーで1年間熟成させ、ブレンド。
味に深みを出すため、24カ月間古樽で熟成させた2019年産のスキンコンタクトをしたピノ・グリを10%ほど加え、2021年秋に収穫したフレッシュなスキンコンタクトしたペセツカ・レアンカのマストを5%ほどブレンド。瓶内でゆっくりと二次発酵が始まり、瓶内で発酵が終わる。
ノン・フィルター、ノン・デゴルジュ、ノン・ドサージュ、酸化防止剤無添加。ALC度数12.5%。

<ストーリー>
スロバキア南西部、ニトラ地方・レヴィツェ地区。シトノ火山の麓に、「チャイコフ」という古くからある小さな村がある。祖父の代からこの村でワイン造りをしていた家に生まれたのが現オーナーのマレク・ウナーク。村に古くからあった伝統のペセツカ・レアンカに、彼は並々ならぬこだわりを見せる。社会主義時代に国際品種に取って代わられたが、彼の造る白ワインのほとんどはこの品種を使用する。土壌はシトノ火山性の凝灰岩と安山岩の混成。肝いりの美しいペセツカ・レアンカはこの土壌で育まれる。畑の四方は森に囲まれ、トラクターなど重機が入れる道がないため、収穫を始め全てが手作業。他ワイナリーのブドウ畑も周りになく、病害や農薬・化学肥料などの影響を受けることがない。山脈から吹き降りてくる風がブドウの生育に最適で、各種薬剤の類を使用せずとも病害に晒されることはないという。

「テロワールを理解して理解して理解して、ボトルに詰める。良いワインを造るには人生を一つ賭けるだけじゃ足りない。3回分の人生が必要だ」
常に真摯に答える彼の口調と眼差しには、この地のテロワールと村伝統の品種ペセツカ・レアンカへの情熱、そして確かな自信に溢れている。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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