カサ・デ・モウラス / エンクルザード 2019

B711

3,100円(税込3,410円)

[造手] Casa de Mouraz / カサ・デ・モウラス
[銘柄] Encruzado / エンクルザード
[国] Portugal / ポルトガル
[地域] Dao / ダン地方
[品種] Encruzado / エンクルザード
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / ビオディナミ
[容量] 750ml

<ティスティングコメント>
黄金色に輝く濃いレモン色。エンクルザードが誇る豊かなアロマ。トロピカルフルーツ、オレンジ、ミント、アプリコットなどの香り。フレッシュでミネラリー、口中ではフルボディな味わい。繊細でエレガントな長い余韻。飲み頃温度5-10℃。料理との相性:軽い食べ物または地中海料理、パスタ、リゾット、前菜など。

<Encruzado / エンクルザード>
ポルトガル・ダン地方の土着品種とされ、ダン地方でのみ栽培される。ポルトガル全体で見てもトップレベルの白ぶどう品種。
暑い気候でもフレッシュな酸を保つ能力が有り、糖度と酸度のパランスを完璧に保つことができる。収量も多い方。
シャルドネを彷彿とさせるような特徴として、土壌のミネラル感を映し出すことができ、栽培と醸造次第でしっかりとしたストラクチャーで長期熟成にも向くワインを生み出せる。香りはバラやスミレなどの花系と柑橘類は、いずれも繊細な香り。加えて、少し樹脂っぽい雰囲気も。単一品種で醸造されることが多いが、ブレンドしても常に主役となりうる。(Wines of Portugalの情報を基に、essentiaにて編集)

<畑・栽培>
畑は3ha、土壌は花崗岩と粘土質で、平均樹齢30年。標高140-400m、夏期の昼夜寒暖差が20℃あり、上質なワイン造りに適している。ダン地方の、山・森・雨という特有の気候風土は、独特の柔らかさをワインに与える。ビオディナミ。

<醸造>
全房を破砕し24時間放置し自然醗酵が始まり、スキンコンタクトのままステンレスタンクで2ヶ月。その後バトナージュしながらシュールリー6ヶ月。少数生産。

<ストーリー>
アントニオ・ロペス・リベイロと妻サラの、夫婦のユニークな考えが表現されている、小規模なビオディナミ・ワイナリー。
■ダン地方の畑・・・ダン地方のリベイロ家のぶどう畑は16世紀から何世代にもわたって引き継がれてきた。13haの畑は花崗岩と粘土質で、標高140-400m、夏期の昼夜寒暖差が20℃あり、上質なワイン造りに適している。ダン地方の、山・森・雨という特有の気候風土は、独特の柔らかさをワインに与える。
■来歴・・・アントニオはこのダンの畑の真ん中にあったワインセラーの2階で生まれ、少年時代を過ごした。この地で2000年から夫婦でオーガニックワイン造りを始めた。その後ドウロ地方のドウロ・スペリオールと、ヴィーニョヴェルデ地方のミーニョにも畑を得、土地固有のぶどうで上質なワインを造っている。
■ワイン造り・・・全てのワインを自然醗酵(畑由来の土着酵母による自発的な醗酵)で造る。また、『ルネッサンス・デ・アペラシオン』(世界的なビオディナミワインの生産者団体)に所属しビオディナミに基づくワイン造りを熟得。そして2017年からは亜硫酸無添加の「プラネット・モウラス」シリーズもリリース。
■山火事・・・2017年秋のダン地方の大規模な山火事で最も深刻な被害を受けたワイナリーの一つ。夫婦のこの危機は、日本も含む世界中のモウラス・ファンによるクラウドファンディングにより乗り越えられた。
■国際的高評価・・・Decanter World Wine AwardsやMillésime Bioなど多くの品評会で受賞多数。またヒュー・ジョンソン・ワインブックなど各誌掲載。
(以上、輸入元情報より引用)[]

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