[造手] Domaine Pignier / ドメーヌ・ピニエ
[銘柄] Cremant du Jura L'autre Sans Soufre / クレマン・デュ・ジュラ・ロートル・サン・スフル
[国] France / フランス
[地域] Jura / ジュラ
[品種] Chardonnay / シャルドネ
[タイプ] 白泡 / 辛口 / ミディアムボディ/SO2無添加
[容量] 750ml
<ティスティングコメント>
レモンなど柑橘系果実の香りや林檎、蜂蜜、アーモンド、ブリオッシュなどの香り。細かい泡と綺麗な酸味が広がり、甘酸っぱい柑橘系の果実味や硬質なミネラル感とともにバランスよく感じられます。
<畑・栽培>
所有する畑は全部で15ha。1998年、ビオディナミの権威ピエール・マッソン※の指導によりビオディナミでの栽培を開始し、2003年からはデメテールの認証も取得しております。
ドメーヌ・ピニエの畑は三畳紀由来の石灰質やコイパー(陶土と泥灰岩の混ざった土壌)砂礫や雲母質などが混ざり合った土壌で、標高は250〜350mと、非常に葡萄栽培に適した環境にあります。
畑仕事はすべてビオカレンダーに従い行っており、プレパラシオン(ビオディナミの調剤)は500番※と501番※を使い、またカモミールやイラクサ、牛蒡を煎じたハーブティを散布します。
ドメーヌ・ピニエはモンテギュ村で唯一のワイナリーであり、このテロワールを守るため、完全に自然と共存した栽培方法を採っています。
※ピエール・マッソン…コント・ラフォン、ディディエ・モンショヴェ、フレデリック・マニャンなどが所属するビオディナミ実践団体「ビオ・リュネール」の会長。
※500番…雌牛の糞を雌牛の角に入れ、6ヶ月間土中に埋め堆肥になったもの。水で希釈し畑に撒くと、根に作用し土中深くに伸びるのを促進します。
※501番…石英や珪石等を砕き、水で練り合わせ土中に埋めたもの。水で希釈し畑に撒くと、茎や葉を刺激し光合成をよく行うようになり、良質な種子や果実が実ります。
<醸造>
収穫は全て手作業。野生酵母のみを使い発酵。600L樽内にて1年熟成。瓶内二次発酵後18ヶ月熟成。ノン・ドサージュ。醸造中、瓶詰め時共にSO2不使用。
<ストーリー>
ドメーヌ・ピニエはディジョンより南東に約80キロのジュラ地方モンテギュ村に位置する生産者です。歴史は非常に古く、始まりは13世紀、カルトジオ修道会の修道士がこの地に葡萄畑と修道院を建設したことから始まります。
その後1794年、フランス革命の後、修道士はこの地を去り、ピニエ家が葡萄畑とワイナリーとして使われていた修道院の建物を購入します。
それから約200年間、世界大戦などの苦難を乗り切り葡萄栽培を続け、現在はマリー・フローレンス、アントワーヌ、ジャン・エティエンヌの3人でワイナリーを運営しております。
ワイナリーは畑と同時期に購入した築700年以上の修道院をそのまま使用しています。畑との距離が近いため、収穫後迅速に醸造が行えます。収穫は全て手作業、葡萄を傷つけないよう小さなかごに入れ運びます。選果は収穫時と収穫後の2度行い、完璧な果実のみ使用します。発酵には自然酵母のみを使い、発酵、瓶詰め時においてSO2は最小限の使用に留めております。
(以上、輸入元情報より引用)[]