[造手] Fattoria Pagano / ファットリア・パガーノ
[銘柄] Fiano di Avellino / フィアーノ・ディ・アヴェッリーノ
[国] Italy / イタリア
[地域] Campagna / カンパーニャ州
[品種] Fiano / フィアーノ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<エチケットについて>
ラベルの絵は、カスタニェッレ(カスタネットの一種)です。
<ティスティングコメント>
グリーンがかった輝きのある黄色、桃の花のエレガントなアロマ、ローストしたヘーゼルナッツの香りが感じられます。フレッシュな味わいの中にミネラルの要素が感じられます。
<畑・栽培>
死火山のロッカモンフィーナ山の麓、ティレニア海からわずか5kmの、標高270〜300mの所に広がっています。海と山に囲まれ風通しが良く、また日中は26〜27度、夜は7〜8度と気温差が大きく、これによりワインに豊かなアロマがもたらされます。
さらに細かい火山礫や圧密された石、火山灰が混ざる土壌は、ミネラルを多く含み、ワインに長期熟成の可能性をもたらします。また地中の粘土は保水性が高く、葡萄の根がゆっくりと水分を吸収することが出来るため、灌漑設備の必要がありません。
畑は、ラーピンにあります。平均樹齢は11年です。葡萄の仕立てはギヨー、裁植密度は5,200本/haです。10月15〜25日に選別しながら収穫します。
<醸造>
ステンレスタンクで発酵させ、ステンレスタンクで4ヶ月熟成させます。
<ストーリー>
「ファレルノ・デル・マッシコへの想い」
ファットリア・パガーノは、2001年にアントニオ・パガーノによって設立されました。「ファレルノ」と呼ばれるこの地で産するワインは、高い品質から古代ローマの皇帝や貴族達にもてはやされ、また富の象徴とされました。その後、歴史上から消えていましたが、1970年代に復活しました。アントニオもぜひこの土地でワインを造りたいと願い、その夢を実現させました。現在は息子のアンジェロが中心となりワイン造りを行っています。「ファレルノ・デル・マッシコの生産者達は皆、その歴史的、文化的価値をしっかりと自覚しています。現在も2000年前の古代の人々と同じように、手間を惜しまず、最高のワインを造りたいと考えています」という言葉にワイン造りの哲学が表れています。
(以上、輸入元情報より引用)[]