[造手] Vigneti Zabu / ヴィニエティ・ザブ
[銘柄] Zabu Grillo / ザブ・グリッロ
[国] Italy / イタリア
[地域] Sicilia / シチリア州
[品種] Grillo / グリッロ
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<造手名の由来>
ザブの名前は、かつてアラブ人が統治していた頃の町の呼び名サンブーカ・ディ・ザブットにちなんで付けています。
<輸入元によるティスティングコメント>
麦わら色、さわやかな花の香りと一緒に、エキゾチックな果実の香りが感じられます。フレッシュでありながらとろりした厚みがあり、後味には心地よいほろ苦さを感じます。「寿司、少し甘みのある魚、オードブルに最適」とジュゼッペは話していました。
<畑・栽培>
標高が高いため、昼夜の寒暖差が大きく、葡萄栽培に向く。殺虫剤、防カビ剤、除草剤など化学的なものは使用しない。機械は一切使用せずに手作業。サボテンしか育たないような乾燥した気候のため、アランチョ湖の水を灌漑に使用。
<醸造>
やわらかくプレスした後、香りを引き出すために低温で発酵させます。熟成はステンレスタンクで3〜4ヶ月行います。
<ストーリー>
「土着品種と国際品種」
ザブでは、土着品種に力を入れていますが、シャルドネ、シラー、メルロは、シチリアで高いポテンシャルを持つため、一部ですが栽培しています。
「葡萄の買取り」
買取り葡萄は、地元のパートナー契約する共同組合のメンバーの畑から、ファルネーゼが独自に契約した区画のものだけを使用しています。葡萄の買取りは、収穫した葡萄の重さに対して代金を支払うのが一般的ですが、アブルッツォでファルネーゼが行っているのと同様に、区画に対して支払います。収量が減っても収入は減らないため、選定、間引きなどを躊躇なく行うことが出来ます。契約した農家は、ザブの成長を自らの誇りととらえています。
「充実の醸造設備」
ワイン造りは、共同組合で行っています。醸造設備は、主に組合のものを使用していますが、クロスフロー フィルターなどファルネーゼが持ち込んだものもあります。セラー内には古いコンクリートタンクがあり、主にワインの保管、マロラクティック発酵に使用しています。ステンレスタンクより長期保存に向いており、ワインのフルーティさを残すことが可能です。また、セラーの壁は1m程のぶ厚いコンクリートで出来ていて、気温が一定に保たれます。白の醸造用タンクは屋外、赤用はセラー内にあり、温度はコンピューターで制御されており、オフィスで常に確認出来る状態になっています。酸化を防ぐために、窒素を充填させて醸造を行います。
(以上、輸入元情報より引用)[]