カンタルーポ / コッリーネ・ノヴァレージ・アガミウム 2018

C871

3,000円(税込3,300円)

[造手] Antichi Vigneti di Cantalupo/ カンタルーポ
[銘柄] Colline Novaresi Agamium / コッリーネ・ノヴァレージ・アガミウム
[国] Italia / イタリア
[地域] Piemonte / ピエモンテ州
[品種] Nebbiolo / ネッビオーロ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ /
[容量] 750ml

<ストーリー>
ゲンメを代表する老舗 カンタルーポ。 その起源は16世紀に遡る。
その頃から葡萄栽培を続けていてゲンメ最古の造り手の 1 人。
『 1969 年にゲンメが DOC に認定されたのを受けて畑の植え替えを進め、本格的にワイン醸造を開始。1977 年に現在の場所で造り手として創業 』
ゲンメで最も古い葡萄栽培家なので「 コッリ・ブレクレメ 」等のゲンメで最も重要で歴史的な畑を数多く所有しているのが彼等の強み。
現在の当主は「アルベルト・アルルンノ」。
醸造学が専門博士でカンタルーポ の品質を一気に向上させた功労者 。
『ノヴァーラはイタリアで最も古いワイン造りの歴史を持っている。その中心がゲンメでありガッティナーラ。僕達はゲンメの伝道者でいたい』
ゲンメの造り手の中で最も挑戦的で最も古典的な造り手。
500 年前からあるセラーにはスラヴォニア産の大樽が 20 個並んでいる。
『 若いネッビオーロのフレッシュな個性も大事だが、大樽での長い熟成によって醸成される熟成したネッビオーロの旨味を大切にしたい 』
法規制は最低 34ヶ月の熟成。内 18 ヶ月の樽熟成となっているが「 コッリ・ブレクレメ 」では 36 ヶ月の樽熟成後、 12 ヶ月以上瓶熟成となっている。
『ネッビオーロは酸素と触れ合う事でしか本当の旨味を表現できない。大樽と瓶熟でゆっくり酸化していくことがゲンメの伝統』

畑はゲンメの町を見下ろす丘の上部が主。 典型的なモレーン土壌で南西向き。
セシア川の向こう岸にはガッティナーラが見える。
『全ての畑は有機栽培。下草は伸びすぎれば足で踏んで土に戻す。花崗岩が主体で栄養分が少ない
ので 3 年に 1 回肥料を与える』
仕立はグイヨだが2m 程度の高い仕立 になっている。
新梢は切らずに伸ばしっ放しで一番上のワイヤーに巻きつけておくだけ。
『新梢を切る事は人間に例えれば指を切って出血するようなもの。強制すべきではない。葡萄樹が伸びたいように 伸びるべき 』
春先に新梢を切ることで植物的成長を止め、果実に栄養を集中させる現代的栽培ではなく、葡萄樹
自体の健康を優先することが大切だとしている。
『過度に凝縮させる必要はない。人間がコントロールした果実ではなく、葡萄樹が環境に適応して ベストの果実を成熟させる 』
ネッビオーロのフレッシュな美味しさのコッリーネ・ノヴァレージ と大樽でのゆるやかな酸化で 2 次的旨味が味わえるゲンメ。
ゲンメの土地を知り尽くした彼等がスパンナを通してゲンメの個性を最大化したような彼等のゲンメ。無くなって欲しくないイタリアらしさが味わえる 。

(輸入元情報より引用)

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