[造手] Felicetti / フェリチェッティ
[銘柄] Monograno Matt Spaghetti / モノグラーノ・マット スパゲッティ[1.78mm][500g]
[国] Italy / イタリア
[地域] Trentino Alto Adige / トレンティーノ・アルト・アディジェ州, Trento / トレント県, Predazzo / プレダッツォ
[原料] プーリア産デュラム・ セモリナ小麦
[タイプ] ロングパスタ / スパゲッティ / 無添加
[容量] 500g
[茹時間] 8−10分
[賞味期限]
<自然の恵み>
フェリチェッティにとって、何ものにも代えがたく貴重な原材料とは、美しい山々から届けられる清らかな水と空気です。
世界自然遺産にも登録されているトレンティーノ・アルト・アディジェ州プレダッツォ。この豊かな自然に囲まれた標高1,000mのドロミテ渓谷の中心で、高品質なパスタを1908年より製造しています。
フェリチェッティのパスタは、ドロミテ渓谷の湧水で造られています。
このドロミテ渓谷の湧水は、イタリアのミネラルウォーター「スルジーヴァ」の源泉でもあります。最高のイタリアワインを紹介するガンベロ・ロッソ(Gambero Rosso)やイタリア・ソムリエ協会(AIS)は、非常に純度が高く鉱物の残留が極めて少ないため、この「スルジーヴァ」を公式ミネラルウォーターとして使用しています。
モノグラーノは、ブロンズダイスのオーガニックパスタでプロフェッショナル向けの商品です。ドロミテ渓谷の湧水を使用したパスタは香り高く、小麦の風味とパスタの食感を存分に楽しむことができます。
このパスタを使ったおすすめの一品は、海老とズッキーニ・ペーストのスパゲッティです。アクセントに麻の実を添えるとより美味しくいただけます。
<小麦について>
モノグラーノは一種類のデュラム・ セモリナ小麦のみを使用。
この小麦の力強さは、プーリアの最良の土地から生まれます。石焼パン、バター、竹といった香りが感じられるパスタで、再加熱にも適しています。
フェリチェッティが使用する小麦粉は、同じ価値観を持つ厳選された生産者から仕入れています。到着後すぐに品質確認が行われ、たんぱく質、グルテン量、色味が厳しく評価されています。
<製造>
フェリチェッティが位置する標高1,000mのドロミテ渓谷では、年間を通して気温がマイナス10°C〜30°C、湿度も30%〜100%まで大きく変化します。このような厳しい自然環境のもとで、さまざまなニーズに応じたパスタ造りを行うためには、パスタイオ(パスタ職人)の長年の勘と経験が必須です。
パスタのヒビ割れの主な原因は、生地の生成時や乾燥時に発生します。
生成時の小麦粉と水の同質化が完全でないとヒビ割れの一因となるため、厳しい製造管理を徹底しています。また、乾燥時の生地の水分量も30分毎に確認するなど、安定した品質を保つための努力を惜しまず、ミシュラン星付きシェフをはじめ、世界中の美食家に愛される特別なパスタとして不動の人気を誇っています。
(以上、輸入元情報から引用・編集)
<造り手のストーリー>
ヴァレンティノ・フェリチェッティがプレダッツォのパスタ工場を購入して、フェリチェッティを1908年に創業します。
その後、ヴァレンティノの長男エミリオが工場を受け継ぎ、日々12時間労働、全て手作業によって約10トン〜12トンのパスタを製造するまでに成長していきます。
1945年に火災が発生し、木造の工場は壊滅的な被害を受けますが、わずか9ヶ月もしないうちに復興を遂げて、再びパスタの製造を再開します。
1970年には初代ヴァレンティノ・フェリチェッティの孫ヴァレンティノが会社の舵取りをするようになり、1974年にフェリチェッティの5倍の生産規模を誇るパスタ工場を買収し、最新の機械が装備された工場へと発展させ、大幅に生産量を向上させていきます。
1995年には事業承継における世代交代が起こり、ヴァレンティノは会長となり、新たに3人の従兄弟のリカルド(社長)、パオロ(製造責任者)、ステファノ(ロジスティックス責任者)が新たに経営に参画し、国際的な市場への展開を進めていきます。
2004年、フェリチェッティの最高級ラインであるモノグラーノが発表され、現在はミシュラン3つ星のSt.Hubertus(ザンクト・ウベルトゥス)をはじめ、50軒ものミシュラン星獲得レストランで採用されています。