ラッセッラ(イル・ブォンヴィチーノ) / アキッレ 2019

C679

2,700円(税込2,970円)

[造手] Lasserra(Il Buonvicino) / ラッセッラ(イル・ブォンヴィチーノ)
[銘柄] Achille / アキッレ
[国] Piemonte / ピエモンテ州
[地域] Cassine / カッシーネ
Albaから東に約40kmに位置する、アレッサンドリア県の人口約2,900人のコムーネ。
[品種] Brachetto / ブラケット
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<essentia owner's comment>
ワインの名前は、前当主イザベッラの三男、アキッレに因んだもの。
 
輸入元情報では「彼らのワインでは最も機嫌に波がある、ないし落ち着くまでに時間のかかるワイン」と言われてまして、確かにそう思うこともありますが、この2018年のアキッレ、2021年2月の極上レアワイン会でお出しした際は、参加者総勢30名ほどの間では、1,2を争う人気のワイン。
 
(ボトル差は多少あるかもしれませんが)状態がよく、ブラケット独特のアロマティックなバラの豊かな香り、味わいは辛口なのに甘やかな風味で、飲み心地味もスムーズ。参加者の皆さんは、香りでうっとり、飲んでにっこり笑
 
ちなみにブラケットの起源はアスティ(カッシーネから北西に約30km)やモンフェッラート付近とされ、古代ローマ時代から栽培、ローマ軍団の兵士たちが飲んでいたとのこと。
現在、ブラケットの主流は、甘口微発泡なので、ブラケットを求めて他のワインを買われる際はお気をつけください。

<畑・栽培>
(ボルドー液を除き)無農薬、無施肥、無除草、不耕起。

<醸造>
野生酵母。温度管理なし。基本的に瓶詰め時にもSO2(酸化防止剤)無添加。無清澄、無濾過。

<造り手のストーリー>
アレッサンドリア郊外のカッシーネに広大な地所を所有するペヴェラーティ家は、36ヘクタールのブドウ畑を持ち、その大半にはモスカートが植えられており、ブドウを協同組合に売却してきた。1999年にアグリトゥリズモを始めた現当主イザベッラは、そこで供するワインを自ら生産すべく、2000年から少量だが自家醸造、自家ボトリングを開始する。畑では無施肥、不耕起、無除草による栽培をし、ボルドー液以外の農薬は一切使わず、セラーでも極めてナチュラルな醸造法を採用している。

当初、醸造はカーゼコリーニのロレンツォ博士が担当していたが、2010年からはイザベラ単独で行うように。

2017〜2018年には、息子たちに代を譲り、イザベッラはプチ隠居生活に入ることに。その際、若者の農業への新規参入に対する助成金を受けるために、ワイナリー名もイル・ブオンヴィチーノからラッセッラと一新しました。農場も4人の子供たちに託し、アグリトゥリズモ&食品製造部門は三男アキッレの担当に。(ワインとしてのアキッレは、2016年ヴィンテージ以降が息子たちによるもの)
(以上、輸入元情報を元に、加筆・編集)
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