[造手] Rennersistas / レナーシスタ
[銘柄] Welschriesling / ヴェルシュリースリング
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンランド
[品種] Welschriesling / ヴェルシュリースリング
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml
<輸入元情報より造り手のコメント>
ヴェルシュリースリングは、私たちの畑でもこの地域全体でもパーフェクトに力を発揮する品種なので、シンプルなままワインにしたいという思いがありました。
ワイン名もほかの名前ではなくそのものの名前がふさわしいと考えました。
刈り取られたばかりのフレッシュな芝生やハーブ、ミント、ライチとエルダーフラワーのさわやかなテクスチャー、上質なタンニンがあり余韻が長く時間とともにマンゴーやパパイヤのニュアンスが出てよりエキゾチックになります。
<畑・栽培>
畑名 : Gebühl 南東向き
場所 : Burgenland
標高:134m
土壌:粘土混じりの砂、暖かい土壌、収量40hl/ha
仕立て:Guyot
<醸造>
2019年9月4に手摘みで収穫。
全房をアンフォラで7日間醸しステンレスの空気式プレスで搾汁し自然酵母発酵。
225Lの古樽とアンフォラで澱とともに10ヶ月熟成。
瓶詰め前にラッキングし、2020年7月に重力で瓶詰め。瓶詰時に少量の亜硫酸添加。
無清澄/無濾過。
<ストーリー>
レナーシスタ(Rennersistas)は、3代続くヴァイングート・レナーにおけるスザンヌ・レナー(Susanne)とシュテファニー・レナー(Stefaniie) 姉妹と ゲオルグ・レナー(George)のプロジェクト。
2015年より、自然を尊重した畑管理・葡萄栽培・醸造に熱心な両親から引き継いだ畑でRennersistasをスタートさせたこの美人姉妹に、2020年からは末っ子の弟であるGeorgが参加。
現在は北欧など中心にとてつもない勢いで一躍オーストリアの若手生産者として注目されています。
両親も共にワイナリーの出身であり、姉妹・弟は幼少から英才教育的にワイン造りや畑管理へ参加してきました。
畑はビオディナミ( デメター取得)で現在12,5haを家族で管理しています。
栽培、醸造は「土壌、植物、自然の調和と多様性を尊重する」スタイル。
自然な葡萄の成長を尊重し、サポートし、できる限り多種多様な生命エネルギーの循環を畑に生み出します。
ワインは自然酵母発酵で造られ、人工的なものに強制されない本物のワインを作ることに情熱を注いでいます。
レナーシスタでは、複雑で個性があるワインや、造るのも楽しくて、友人たちと飲むのが楽しいワインを目指し、スキンコンタクトした白、グラヴィティ瓶詰め、S02は非使用またはわずかの使用、濁ったまま瓶詰め、が特徴です。
2017年日本へ初輸入。シュテファニーが研修しナチュラルワインの師と仰ぐ、オーストラリアのトム・ショーブルック(TOM SHOBBROOK)と 南仏マタッサのTOM LUBBへ捧げるキュベ「WAITINGFOR TOM」シリーズやエレガントなスキンコンタクトの白などが話題となりました。
そして今尚世界中でオーストリア新世代として躍進を続けています。ノイジードラーセー湖、壮大な自然を背景に作られる彼女たちのワインは透き通るようなミネラルとどこかしたしみやすいその味は現ヴィンテージでも健在です。
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