[造手] Rennersistas / レナーシスタ
[銘柄] Intergalactic / インターギャラクティック
[国] Austria / オーストリア
[地域] Burgenland / ブルゲンランド
[品種] Welschriesling 38%, Chardonnay 34%, Grüner Veltliner 13%,Muskat Ottonell 10%, Weissburgunder 5% / ヴェルシュリースリング38%, シャルドネ34%, グリューナー・ヴェルトリーナー13%, ミュスカ・ オットネル10%,ヴァイスブルグンダー5%
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / S02(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
このワインの名前は、ビースティ・ボーイズと彼らの名曲「 intergalactic」へのオマージュです。スキンコンタクトによる少しタンニン混じりのアロマが完璧なファンクを生み出すからです。
それはブドウ栽培とワインの醸造に真摯に取り組み、でも楽しむことも決して忘れないという事を伝えています。非常に暑くて乾燥した年のため、スキンコンタクトは短く、わずかな残糖がよりフルーティーさをもたらしています。豊かで柔らかな口当たりです。
マスカットやハーブ、わずかにナッツのようなニュアンスを含み、柔らかなタンニンが長い余韻に加わって、最後に塩っぽさやスパイシーさそしてほのかな甘さが締めくくります。

<畑・栽培>
畑名 : Obere Heide &Gebuhl 南東向き
場所 : Burgenland
標高:167m
土壌:粘土、深い土壌、良好な貯水、部分的に石灰岩
平均樹齢 : 4年-20年 、収量20hl/ha
仕立て:Guyot

<醸造>
2020年9月2日に手摘みで収穫。
Welschriesling, Muskat Ottonell, Grüner Veltliner,Chardonnayの75%は全房で12時間-8日間スキンコンタクト、Chardonnay,Weissburgunderの25%は全房で直接プレス。
ステンレスの空気式プレスで搾汁し自然酵母発酵。
225Lと500Lの古樽とアンフォラで澱と共に8ヶ月熟成。瓶詰め前に1度ラッキング。
2021年4月に重力で瓶詰め。瓶詰時に少量の亜硫酸添加。無清澄/無濾過。

<ストーリー>
レナーシスタ(Rennersistas)は、3代続くヴァイングート・レナーにおけるスザンヌ・レナー(Susanne)とシュテファニー・レナー(Stefaniie) 姉妹と ゲオルグ・レナー(George)のプロジェクト。
2015年より、自然を尊重した畑管理・葡萄栽培・醸造に熱心な両親から引き継いだ畑でRennersistasをスタートさせたこの美人姉妹に、2020年からは末っ子の弟であるGeorgが参加。
現在は北欧など中心にとてつもない勢いで一躍オーストリアの若手生産者として注目されています。

両親も共にワイナリーの出身であり、姉妹・弟は幼少から英才教育的にワイン造りや畑管理へ参加してきました。
畑はビオディナミ( デメター取得)で現在12,5haを家族で管理しています。
栽培、醸造は「土壌、植物、自然の調和と多様性を尊重する」スタイル。
自然な葡萄の成長を尊重し、サポートし、できる限り多種多様な生命エネルギーの循環を畑に生み出します。
ワインは自然酵母発酵で造られ、人工的なものに強制されない本物のワインを作ることに情熱を注いでいます。
レナーシスタでは、複雑で個性があるワインや、造るのも楽しくて、友人たちと飲むのが楽しいワインを目指し、スキンコンタクトした白、グラヴィティ瓶詰め、S02は非使用またはわずかの使用、濁ったまま瓶詰め、が特徴です。
2017年日本へ初輸入。シュテファニーが研修しナチュラルワインの師と仰ぐ、オーストラリアのトム・ショーブルック(TOM SHOBBROOK)と 南仏マタッサのTOM LUBBへ捧げるキュベ「WAITINGFOR TOM」シリーズやエレガントなスキンコンタクトの白などが話題となりました。
そして今尚世界中でオーストリア新世代として躍進を続けています。ノイジードラーセー湖、壮大な自然を背景に作られる彼女たちのワインは透き通るようなミネラルとどこかしたしみやすいその味は現ヴィンテージでも健在です。
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