[造手] Viteadovest / ヴィテアドヴェスト
[銘柄] Vurgo / ヴルゴ
[国] Italy / イタリア
[地域] Sicilia / シチリア州
[品種] Catarratto 80%, Grillo 20% / カタラット, グリッロ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<畑・栽培>
区画:コントラーダ・グルゴ、海抜100m、樹齢40-50年。
害虫と雑草の管理に薬剤は使用せず、硫黄剤の使用や鋤返しを制限し、最低限の硫黄剤を使用する。夏前には緑肥を施し、最新の注意を払い手作業で収穫する。2018年には有機農法の認証を取得。

<醸造>
9月上旬に手摘み収穫。トルッキオによる圧搾。天然酵母にてステンレスタンク発酵し、マセレーションは2日間。ステンレスタンク熟成(7ヶ月シュール・リー)。SO2は無添加。2019年ヴィンテージは自然生成の結果、24ml/L含有。

<造り手のストーリー>
シチリア最西部のマルサラに位置する、ヴィィンチェンゾ・アンジレリ氏とその親族が営む小さな蔵元。アンジレリ家とポルテッリ家(ヴィィンチェンゾの母方)はマルサラとマザラ・デル・ヴァッロに、1世紀以上にわたってブドウ栽培が行われてきた6区画の畑(総面積5ヘクタール)を所有。アンジレリ家はかつて大手ワイナリーと近隣の小売業者への販売を主としてワイン造りを行ってきたが、その後、ブドウ栽培農家に転身して一度はワイン造りから遠のき、2013年、ヴィンチェンゾと生態学者である彼の父が中心となり再びワイン造りを始めることとなった。畑では低収量を維持し、伝統に基づいた農法を実践。害虫と雑草の管理に薬剤は使用せず、硫黄剤の使用や鋤返しを制限し、最低限の硫黄剤を使用する。夏前には緑肥を施し、最新の注意を払い手作業で収穫する。2018年には有機農法の認証を取得。発酵は野生酵母によるもの。全てのワインがマセレーションを伴う。発酵が終わるまで何も添加せず、発酵後はボトリングまでシュール・リーを施し、清澄やフィルタリング、SO2添加は行わない。「マルサラはフロンティアの地であり、永遠に続く地平線に囲まれたシチリア最西の地。シチリアはすでに大量生産低価格のワインの産地ではなくなり、歴史・伝統・個性豊かなテロワー ルを再発見する場所。大自然のリズムに寄り添い、革新と伝統に目を向け、ストーリーと情熱を伝える自分達のワインに命を吹き込みたい」とヴィンチェンゾは語る。
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