[造手] Damijan /ダミアン
[銘柄] Kaplja / カプリァ
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
[品種] シャルドネ, フリウラーノ, マルヴァジア・イストゥリアーナ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
ダミアンの造るワインの中で唯一、複数の品種をブレンドした白。リボッラと近い奥行きを持つシャルドネをベースに、横の広がりを持つ 2 つのブドウによって、彼の考える最高の一滴。雫=Goccia[イタリア語]=Kaplja[スロヴェニア語]から、カプリァという名を冠したワイン。

ダミアンを語る上で、決して欠かすことのできない起点ともいえる2005。非常に冷涼で、雨が降り続いた最悪のヴィンテージ。収穫量は例年の30%足らずという惨憺たる事態であるにもかかわらず、残ったブドウに現れた「兆し」ともいえるボトリティス(貴腐)の恩恵を受けた最初のヴィンテージでもあります。中でも貴腐の割合が高かったモノを残し、7年間の熟成の後にリリースしたリボッラ・ジャッラとカプリャ。「セレツィオーネというのは自分が選んだ意味ではなくて、その年の自然によって選ばれたという意味」と話すダミアン。
ダミアンが自分のワイン造り、フィロソフィを築く原点となった大切なヴィンテージ。2005年当時、彼の荒削りさと、それを覆い隠すほどの強烈な貴腐香、そして熟成によって生まれた繊細さと奥深さ。最悪なヴィンテージから生まれた最高のワインです。

<畑・栽培>
樹齢30−40年。畑では年により必要最小限の銅と硫黄物を使うのみで、一切の肥料、薬品類を使用しない。さらには土壌の耕転さえも行わない。

<醸造>
除梗して果皮と共に2−3ヶ月、圧搾後、大樽にて18ヶ月−24ヶ月、瓶内にて60ヶ月の熟成。


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