クエルチャベッラ / バタール 2017

A501

12,000円(税込13,200円)

[造手] Querciabella / クエルチャベッラ
[銘柄] Batar / バタール
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州, Grave in Chianti / グレーヴェ・イン・キャンティ
[品種] Chardonnay 50%, Pinot Bianco 50% / シャルドネ, ピノ・ビアンコ
[タイプ] 白 / 辛口 / フルボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
色彩は濃い麦藁色で少し黄金色がかっている。ビターアーモンド、レーズン、熟れたメロンを思わせる香りとリッチなミネラル感、レモンのような爽やかな酸味を伴った厚みのあるボディ。滑らかで、殆どタンニンに近いような質感が余韻を引く。凝縮感がありパワフルで印象的。「偉大な白ワイン」とはまさしくこのワインのこと。リリース時から十分に楽しめるが、4年ほど待つとさらに複雑なノートが現れる。その後20年以に渡って発展していく。

<畑・栽培>
グレーヴェ・イン・キャンティに位置。ガレストロ(石灰と粘土の混ざった)土壌。植物由来限定のバイオダイナミック農法。
シャルドネは、2つの異なる区画からブレンド。
Casaocci Sud→標高350m。シスト(片岩)が豊富な南向き斜面。果実味とフラワリーさをもたらす。
Il Pallonaio→標高600m。砂岩が目立つ。フレッシュさと緊張感。ミネラル香とスモーキーさをもたらす。
ピノ・ビアンコは、標高400mの北向きの涼しい斜面。ガレストロが粘土とシスト(片岩)に分解されている。柑橘系フレーバー、触感のボリューム、クリーミーさをもたらす。

<醸造>
228リットルのフレンチオーク(バリック。新樽率20%)で、品種ごとに、アルコール発酵、マロラクティック発酵の後、樽を変えずにそのままシュールリーで9ヶ月熟成。

<造り手のストーリー>
クエルチャベッラ社が所有する日当たりの良い畑では、土着品種の改良と共に外来品種の栽培も精力的に行われています。所有地の真ん中に立つ醸造所は、中世初期に建てられた古い農家を改築し、現在では最先端の醸造設備を備えています。
1988年に有機農法へ移行。同社は「ワインの質=土壌の大切さ」に重きを置く当時は非常に稀な存在でした。また2000年には伝統的ビオディナミ農法へ。そして2008年には動物由来のものを完全に排除したクエルチャベッラ独自のビオディナミ農法へと移行を始めました。(2010年に完全移行)2013年には「ヨーロッパで最大の面積を誇るビオディナミ農法を実践するワイナリー」として米紙ワイン・スペクテーター紙に紹介されました。
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