[造手] Rabasco/ ラバスコ
[銘柄] Bianco Vivace / ビアンコ・ヴィヴァーチェ
[国] Italy / イタリア
[地域] Abruzzo / アブルッツォ州
[品種] Trebbiano d'Abruzzo / トレッビアーノ・ダブルッツォ
[タイプ] 微発泡 / 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<畑>
ラバスコの畑とカンティーナは、アドリア海からアペニン山脈に向かう途中、海抜300〜350mの土地にあります。点在する畑は全部で10haを所有。 それぞれの畑の環境が微妙に違い、吹き付ける風や日当たり、土壌の個性をそのままワインに表現すべく、葡萄栽培は極力自然な流れの中での生育を心がけています。

<栽培>
畑では、化学肥料や農薬は一切使用せず、必要最低限の銅と硫黄を散布します。また、必要に応じて土地にマメ科の植物による窒素循環を行い養分を補い、ビオディナミで用いるプレパラシオン500番も年に数回畑に散布します。

<醸造>
マセラシオンはなし。プラスティック桶発酵、冷蔵モストを添加して瓶詰め再発酵。

<ストーリー>
アブルッツォ州の綺麗に伸びる海岸線の丁度真ん中に位置するう海に面した町ペスカーラ。ここから内陸に20kmほど進むと、程なく到着する小さな村ピアネッラ。若くしてこの土地の畑を手に入れ葡萄農家の道へと進んだイオーナ・ラバスコは、多くのエノロゴや専門家の意見を聞きながらワイン醸造を開始していきました。 ボトル詰めを開始した当初は、機械や最新技術に頼ったワイン造りを行っていた為、どのワインにもそれぞれの土地の個性が感じられず、それは彼女が本当に造りたい、納得できる味わいのワインではありませんでした。そんな時、隣接するウンブリア州にあるカンティーナ、コッレカプレッタと出会い、彼らのワインの味わいに衝撃を受けた事で、彼女自身の感覚と考え方を大きく変えていく事になります。
それまで用いてきた醸造用の機械や装置を全て手放し、1つのダミジャーナ(45Lの斗瓶)から新しいスタートを切る決意を固めたのが今から9年前。ここからラバスコの新たな歴史が始まりました。
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