デットーリ / トゥーデリ 2016

C569

4,127円(税込4,540円)

[造手] Tenute Dettori / テヌーテ・デットーリ
[銘柄] Tuderi / トゥーデリ
[国] Italy / イタリア
[地域] Sardegna / サルディーニャ州、サルディーニャ州の北、センノリ(サッサリの近く)
[品種] cannonau / カンノナウ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<畑・栽培>
畑はセンノリの海沿いに約20haを所有します。標高は100m-200m。石灰質を中心とした土壌にアルベレッロで仕立て。また、ミストラルと呼ばれる海風が畑を健康に保ちます。

彼の妥協のない葡萄作りの哲学がわかるエピソードがあります。
「2008年は畑にうどんこ病が広がり、どんどん葡萄がダメになっていきました。身を裂かれる思いでしたが、その光景を見ても、私は化学薬品を使う選択はしませんでした。畑に毒(化学物)を撒き、我々の土地を汚すくらいなら、その年の葡萄を全てダメにしてしまった方が、まだましだと考えたのです」
結果、2008年ヴィンテージで瓶詰めできたのはたったの2000本。通常の生産量の1/20でした。

<醸造>
手作業にて収穫。人的介入を極力排除するため、非常にシンプルです。グラヴィティ・フローで設計されたセラー内で、発酵から熟成まですべてセメントタンクにて行います。除梗後セメントタンクにて18日間のマセラシオン。同容器内にて熟成36ヶ月。醸造時、瓶詰め時ともにSO2不使用。無濾過にて瓶詰め。 

<ストーリー>
テヌーテ・デットーリは、サルディーニャ州の北、センノリの小さなワイナリー。19世紀よりワイン造りを続ける歴史ある生産者ですが、当時は生産量重視で地元の協同組合に葡萄を卸すだけの農家でした。
そんなデットーリに転機が訪れたのが2000年、現当主アレッサンドロがワイナリーを継いだ時でした。

一番若い葡萄でも樹齢は40年以上となり、古いものでは100年を超えるものもあります。
「市場に従うのではなく、自分が飲みたくなるような、自分にしか造れない、この土地でしか造れないワインを造りたい」
そう考えた彼は、祖先から受け継いだ大事な葡萄畑を守るため、畑での栽培を自分の信じるビオディナミ栽培に切り替え、醸造も人的介入を最小限に留める自然醸造へ転換し、自社での瓶詰めを開始しました。

そうして産み出された2000年ヴィンテージは、リリースされるやいなや、ヴェロネッリ誌2003年度版で、その年に試飲された約1万本の中からベスト25に相当するイルソーレを獲得。
またイタリア国内だけでなく、アメリカでもワイン・アドヴォケイトにて93点を獲得し、ロバート・パーカーより「驚異的な豊かさ、まるでシャトーヌフ・デュ・パプのようだ!」と絶賛され、瞬く間に世界中にその名を轟かせました。
その後もワイン・アドヴォケイトでは、2006ヴィンテージの96点を始め、90点台を連発。イタリア国内誌でも、トレビッキエーリ、トレステッレなど、幾度も最高評価を獲得し続けております。

(輸入元情報を元に、一部編集)

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