[造手] Gérard Schueller / ジェラール・シュレール
[銘柄] Riesling Le Verre est dans Le Fruit / リースリング・ル・ヴェール・エ・ダン・ル・フリュイ
[原産国] France / フランス
[地域] Alsace / アルザス
[品種] Riesling / リースリング
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元コメント>
Pfersigberg(フェルシックベルグ)のグランクリュのワインとして造られたが、余りにも独特なためINAOにグランクリュのAOCに認められなかったキュヴェ。LeVerre est dans le Fruit=フルーツの中に虫がある。と言う意味=内部に崩壊の兆しを含んでいる。(この果実は虫が喰っている)解釈は「あまりに美味しいから虫が食べた」と、「大きな組織(INAO)のなかには虫が食うような体制がある」=組織崩壊を意味する、ブルーノの皮肉。キュヴェ名はお気に入りらしく、2012年以降Pfersifbergを名乗れたとしても、Le Verre estdans Le Fruitを名乗っている場合もある。ラベルの絵のフルーツは桃Peche=グランクリュのPferaigbergを表しています、アメリカの漫画から見つけた絵だそうです。
[畑] 標高300〜320m、南・南東向き
[植樹] 1973年〜1978年
[土壌] 粘土石灰質、砂質
<栽培>
何十年にわたって畑は無農薬。
オリジナルメソッド。本人の言葉を借りるなら、"何でもない。"やってきたことをやり続け、今まででやってこなかったことを試し続けている。
<ストーリー>
16世紀頃から代々ブドウを栽培しており、1958年まで協同組合にブドウを販売を行っていた。
ジェラールの代から自家醸造を始め、今日まで一度も除草剤、化学肥料を使用せずに畑を作り続けてきた。栽培においては、収量を限界まで抑えて濃縮度の高いブドウ造りを行っている。秀逸な自然派のドメーヌだが、エコセールの認証を取得したり、ヴァン・ナチュールの会に属する事は無かった。
これまで健全なワインを造りだけを目指してきたが、1982年より息子のブルーノが参加し、現在はブルーノが栽培、醸造、経営全般を担い、父のジェラールは畑仕事に力を注いでいる。
親子が作るワインは、独自のヴァン・ナチュールの世界を築き、ユニークで優れた感性と自然なワインを生み出している。
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