ダリオ・プリンチッチ / ピノ・グリージョ・セレツィオーネ 2013

B390

14,000円(税込15,400円)

[造手] Dario Princic / ダリオ・プリンチッチ
[銘柄名] Pinot Grigio Selezione / ピノ・グリージョ・セレツィオーネ
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
[品種] Pinot Grigio / ピノ・グリージョ
[タイプ] オレンジ(ピンク) / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
樹齢50年以上。粒が小さく果皮が厚い特殊なクローン。果皮がピンク色になるまで収穫を遅らせて収穫。

<畑>
「コッリオ」の丘の中腹、自宅周辺に所有。20年以上、一切化学薬品を使用していない。『3年に 1回程度堆肥を撒く位で何もしなくて大丈夫。下草と葡萄枝が肥料になる』

<土壌>
白亜紀初期〜第三紀漸新世の泥岩や粘土土壌。 「コッリ・オリエンタリ・フリウリ」よりも古い土壌。この地域特有の「ポンカ」と呼ばれる石灰岩が特徴。

<ストーリー>
スタンコ・ラディコンに学んだ
世界的にも「オレンジワイン」として人気となった「コッリオ」。有名生産者が揃うが「ダリオ・プリンチッチ」のワインはその中でも個性的。 「ヨスコ・グラヴネル」の親友であり、「スタンコ・ラディコン」やラ・カステッラーダの「ニーコ」とは同級生。仲良しの造り手達は歴代ワイン造りの家系。 「ダリオ・プリンチッチ」は違った。若い頃は近隣のレストランやホテルに食材や「グラヴネル」「ラディコン」 のワインを卸す仕事をしていた。
『サラミ、チーズ、ワイン。地元の職人による美味しいものだけを扱っていた。美味しいものを知ることはワイン造りで最も大切』
友人の造り手達のワインが人気になっていく中、ワイン造りへの情熱を抑えられず、1993年にワイン造りを開始する。
『栽培、醸造の技術的なことの多くはスタンコ・ラディコンから教わった。彼のワインが一番好きだったし、 一番シンプルだったから』
コッリオの人気生産者の中で最も歴史の浅い造り手だが独特の個性で今や大人気となっている。

マセラシオンは短く変更
10年間ワインは全く売れなかった。「ラディコン」や 「ラ・カステッラーダ」「グラヴネル」が世界的に注目を集める中、彼等は経営するバールで自分のワインを販売していた。
『ダリオ・ビアンコとロッソは余ったワインをブレンドし たもので、元々自分の店で提供していた』
彼等のワインを早くから理解し、応援してくれた日本の為に閉店した今でも日本とベルギーの為にダリオ・ビアンコ とロッソを造り続けている。
2004年、自然なワインの造り手達が開催している試飲会「ヴィッラ・ファヴォリータ」で「ビアンコ・トレベツ」 が注目を集める。
『トレベツはマセラシオンをした白ワインなのに華やかで女性的。他の造り手のワインと比べて全く違った個性を持っていた』
彼等のワインはマセラシオンをしても、果実のピュア さやジューシーさが残っていてシリアスすぎない。 飲み手を楽しくさせる美味しさがある。最近のダリオ のワインは更に軽やかさが増している。
『マセラシオンを少し短くして品種個性を感じられる ようにした。昔の自分のワインは重すぎた。華やかで楽に飲めるワインが理想』
ワイン造りはスタンコ・ラディコンに教わった。しかし、 ラディコンとは全く違うワイン。ダリオの人柄を表すようにチャーミングで近寄りやすい。
『スタンコのワインは大柄で屈強な男という感じ。僕等のワインは柔らかい女性のようなワイン。人がワインを造るから』
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