[造手] Frank Cornelissen / フランク・コーネリッセン
[銘柄] Susucaru Rosso / ススカール・ロッソ
[国] Italy / イタリア
[地域] Sicilia / シチリア州, Etna, Northern valley / エトナ山、北斜面
[品種] Nerello Mascalese 85%, Nerello Capuccio, Minella Nera, Allicante Bouschet, Minella Bianco / ネレッロ・マスカレーゼ 85%、ネレッロ・カップッチョ、アリカンテ・ブーシェ、ミネッラ、その他フランス系品種
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 1500ml
[生産量] 35,000本
<輸入元コメント>
2016年ヴィンテージを最後にコンタディーノという名前はなくなり、2017年ヴィンテージからはススカール・ロッソ、現ススカールはススカール・ロザートなります。フランクのコンタディーノのファーストヴィンテージ(2003)がリリースされた当時には既にドイツでコンタディーノという名のワインがあり、更に世界中にはたくさんの“コンタディーノ”が存在することを知ったフランクは、改名することに。
<畑・栽培>
Picciolo, Malpasso, Campo Re, Crasà, Piano Daini, Feudo di Mezzo。火山性土壌と粘土砂質土壌。標高600-1000m。敷地面積24haのうち13haが古木であり、樹齢は50年。仕立はアルベレッロ。有機栽培(福岡正信の自然農法を理想とする)。
<醸造>
発酵は1,000Lの高密度ポリエチレンのバケツに700-800Lのモストを入れ、皮付天然酵母で60日間のマセラシオン。無清澄。
SO2添加はブドウの質とワインの安定度により変動し、全く加えないか、加えたとしても5-30mg/Lの間の値。熟成は2,500-7,000Lの内側をエポキシ樹脂でコーティングしたアンフォラを使用。アンフォラの蓋は玄武岩。
<ストーリー>
以前はベルギーやオランダへのワイン輸入の仕事や、豊かな語学力を駆使しインポーターにワイナリーを紹介するエージェントの仕事をしていたフランク・コーネリッセンが2001年ヴィンテージよりエトナ山麓で自らが理想とするワイン造りを始めた。
人的関与を極限まで廃したテロワールの昇華とでも言うべきワインとオリーヴオイルの生産を目指す。無施肥による栽培、農薬もボルドー液でさえも基本的には使用しない(2001年と2004年は完全に不使用)。
マグマは単一畑の厳選されたネレッロマスカレーゼから最高の年にのみ造られるワインで、ロッソ デル モンジベッロ(2005年からムンジェベル)はネレッロマスカレーゼ100%の、複数の違った畑のブレンド、そして時には複数ヴィンテージをブレンドしたワイン。
ロッソ デル コンタディーノはマグマやモンジベッロに使われることのなかったネレッロマスカレーゼに、畑に一緒に植えられている他のありとあらゆるブドウ(サンジョヴェーゼ、ミネッラネーラ、カリカンテ、ミネッラビアンカ、カタラット、グレカニコドラート)を混醸したワイン。
収穫したブドウを翌年1月まで屋外でマセレーションを行い、圧搾後はセラー内で、プラスチック容器で熟成させ、春頃にボトリングを行ったもの。
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