ルカ・フェラリス / ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート・クラシック 2017

C501

2,800円(税込3,080円)

[造手] Luca Ferraris / ルカ・フェラリス
[銘柄] Ruche di Castagnole Monferrato Clasic / ルケ・ディ・カスタニョーレ・モンフェッラート・クラシック
[国] Italy / イタリア
[地域] Piemonte / ピエモンテ州
[品種] Ruche / ルケ
[タイプ] 赤 / 辛口 / フルボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
Clasicはピエモンテの方言の綴りです。'15VTは、暖かく、必要なだけ雨が降ったので、量は減ったものの、品質は素晴らしいものとなりました。

[畑] ベストな南西向きの日当たりのよい畑からの葡萄で造ります。
[土壌] 粘土と凝灰岩土壌で、標高は260m。グリーンハーベストを行っています。土壌は硬い粘土質なので、力強いワインとなります。

<栽培>
Eco-Prowineという環境保全を目指したワイン造りの認証を取得。
ルカ・フェラリスの葡萄の幹には黄色い菌がついている。
これは無害な菌で、化学肥料を撒いている畑には発生しないので、オーガニック栽培の証拠になっている。

<醸造>
収穫は手摘みで行います。これは機械が入ることの出来ない急斜面だからです。収穫の時期が最も大事で、糖度とポリフェノール類が一番良い時期にしなければなりません。10〜15日間、温度管理したロータリーファーメンターで発酵させます。約25日のマセラシオン期間中、一日一回パドルを回転させ、色やアロマを抽出します。54hLの台形の大樽でマロラクティック発酵させ、適度な酸素を供給し、ワインの香りをクリーンに保ちます。その後、大樽で6〜9ヶ月熟成させます。ろ過せず瓶詰し、3ヶ月寝かせます。エレガントなアロマを持つルケにとって、樽のフレイバーが付きすぎないようにするのがポイントです。自然と酸化するので、エレガントな香りがついてきます。色はビアンクに比べ濃く、香りは広がるというより、深みのあるものになっています。集約した葡萄を使っているため、5〜6年程持たせることが出来ます。

<ストーリー>
ピエモンテ州、アスティの北東に位置するカスタニョーレ・モンフェッラート。
ルカ・フェラリス家は、D.O.C.G. ルケ・ディ・カスタニョーレを生産する7つの地区の中でも、最大規模の家族経営の生産者です。

「甘口しか造れなかったルケから辛口ワインを造る」  
現在のオーナーのルカは、農業の学位を取得して卒業した後、ワイナリーを引き継ぎ、老朽化したセラーを立て直し、設備を一新しました。それまでルケは、最後まで発酵させる技術がなかったため、甘口でした。彼はバローロやバルバレスコを育てる過程を応用して、ルケの品質向上を図りました。例えば、このエリアで初めてグリーンハーベストを行って葡萄の品質を高めました。地面に葡萄をたくさん落とすことに皆が驚きましたが、それは間違いではありませんでした。そして、年々技術発展もあり、低温発酵や、酵母の改良などを経て、辛口を造れるようになっていきました。

「そして世界へ」  
自分の目指す品質レベルのワインが出来たと確信した彼は、知名度の低かったルケを世の中に広めるため世界中を回り、アメリカでの販路を得たことから、生産量は35%増えています。'13VTからはルケを10万本生産していて、ルケの総生産量63万本の1/6に相当します。
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