[造手] Sete / セーテ
[銘柄] Sabbia / サッビア
[国] Italy / イタリア
[地域] Lazio / ラツィオ州
[品種] オットネーゼ、マルヴァジア・プンティナータ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
セーテの畑の中でも特に個性の強い畑から生まれるワイン。葡萄の樹齢は50年。
濃い輝きのある黄色の外観。オットネーゼとマルヴァジアの融合、海と山に囲まれたプリヴェルノの特性を余すことなく表現した彼らの代表的な白ワイン。
グァバジュースやパッションフルーツの弾けるような鮮烈なアロマ。海の影響を感じさせる芳ばしい塩気とミネラルのニュアンス。グラスから溢れるような新鮮で印象的な香りに魅了されます。
口いっぱいに広がるキレッキレの酸味と沁み渡るミネラル感。口の中でも存在感のあるトロピカルな風味。優しいほのかなタンニン。味わいのバランスが非常に良い。まさに渇きを癒すような味わいはセーテの真骨頂。

<畑>
彼らの町プリヴェルノはレピニ山脈が近く、周りを山に囲まれています。畑はアマセーノ川の谷にあり、葡萄も少ないながらも昔から栽培されており、畑は多数存在していましたが、うまく代替わりできずに多くの手入れ無しの畑が残されていきました。中には樹齢の高い貴重な樹もあり、セーテはこの残された畑や自然などを、ワイン造りを基に再生させることを主な目的とした、農業・社会・文化的なプロジェクトとして活動を開始します。

<土壌>
このエリアは多量の赤土を含有しているのも特徴で、赤土は柔らかくほぐれやすく、根が張りやすいため地中深くまで届きます。そしてここの土には多量のケイ素を含んでおり、存在感のあるミネラルに大きく影響しています。親族や知人から借用している畑は、農薬などが使用されていない健全な畑でした。仕立ては主にぺルゴラ仕立てで少し背が高い仕立てになっており、葡萄の樹と一緒に様々な果樹が植えられています。樹齢の高いピエドフランクの樹もあります。フィロキセラは根の張りがまだ浅い若い根を好み、地表8〜9cmに付着し活動と繁殖を行い養分を吸い取ります。彼らの畑の一部は赤土のおかげで根が地中深くに伸びる事によりフィロキセラ菌の被害を免れた貴重な樹なのです。

<栽培>
ビオディナミにも関心があり、導入も検討していますが、あくまで自分達のエリアの特性、状況をみてそれらの為になる仕事を第一に考えています。

<醸造>
48時間のマセラシオン。圧搾後グラスファイバーのタンクで発酵&澱と共に7ヶ月間熟成。その間の移し替えは満月の日を避けて2〜3回行います。ノンフィルター。

造り手のストーリーはこちらをクリック
[]

カテゴリーから探す