サルヴァトーレ・モレッティエーリ / タウラージ・ヴィーニャ・チンクエ・クエルチェ 2007

C493

6,400円(税込7,040円)

[造手] Salvatore Molettieri / サルヴァトーレ・モレッティエーリ
[銘柄] Taurasi Vigna Cinque Querce / タウラージ・ヴィーニャ・チンクエ・クエルチェ
[国] Italy / イタリア
[地域] Campania / カンパーニャ州
[品種] アリアニコ
[タイプ] 赤 / 辛口 / フルボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
リゼルヴァはノーマルのタウラージを更に1年樽熟成させたサルヴァトーレ・モレッティエーリの真骨頂。かといって、重苦しいワインではなく、これぞイタリアワインというべき、明るさと気兼ねのなさが、造り手とイタリアの懐の深さを思わせる。

<畑・栽培>
標高550-600 m、南東向き。土壌:粘土石灰質。

<醸造>
ステンレスタンクで発酵。バリックと大樽で60ヶ月熟成。

<ストーリー>
モレッティエーリ家は、海抜 550mの高地にある 7ha の畑を、モンテマラーノに持っている。ここでブドウが完熟するのは 11 月に入ってからとされ、このためワインに、力強い威厳と濃密な味わいが生まれでる。当ワイナリーが初めてワインを瓶詰めしたのは、1988 年のヴィンテッジであるが、創生途上にあったため、利益をすべて畑の植え替えに投じた。同じ理由から、1989、1990、1991 年には、以後のヴィンテッジに備えて樽を購入するため、全量ブドウのまま売り払ってしまった。かくして、次に瓶詰めしたヴィンテッジは、1992 年になったのである。
素晴らしく度量の大きい人物、サルヴァトーレ・モレッティエーリは、比類ないタウラージを造ってきた。その偉容のほどは、ピエモンテやトスカーナでもっとも偉大なワインにもひけを取らない。
タウラージは、南イタリアが産する、唯一のまことに偉大な赤いワインである。その原料となるアリアニコ種のブドウは、もとはと言えばこの地方に植民市を建設した、古代ギリシア人が植えたものだった(アリアニコとは、ギリシアを意味する「エレニコ」という言葉が、イタリア語風に変化したもの)。アリアニコは、南部の気候に非常に適しているが、とりわけタウラージエリアの微気候とは、相性がよい。高酸で、ポリフェノールとエキス分に富み、赤紫色を帯びた赤の色合いはとても深みがある。いわば優等生的な品種であって、ナポリの北部/東部/南部など、カンパーニャ州のいたるところに植えられている。

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