[造手] Podere La Cerreta / ポデーレ・ラ・チェッレータ
[銘柄] Matis / マティス
[国] Italy / イタリア
[地域] Toscana / トスカーナ州
[品種] Vermentino / ヴェルメンティーノ
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ / SO2(酸化防止剤)無添加
[容量] 750ml

[畑] 畑は現在8.5ha、標高180m〜250m。

<土壌>
海岸から直線距離で5kmしか離れていない土地は、砂質、地中深くにある石灰質土壌、海岸特有の暖かい空気と塩気を帯びた風と、岩石や鉱石(水晶、石英)が多く赤土が多い山岳特有の土壌という二面性を持った環境。

[栽培] 一切の農薬類を使用せず、ビオデナミ式の調剤と、自家製の熟成堆肥を使用。
[醸造] 1/2をステンレスタンク発酵、残り1/2を古トノーと古小樽にて発酵・熟成。

<ストーリー>
1986年、ダニエーレ・マッザンティはリヴォルノの南、ボルゲリやスヴェレートから内陸に入ったサッセッタの山奥に土地を購入。
何もない未開の土地に、自ら小屋を建て、畑を耕し、野菜の栽培、牛や豚、鶏などの飼育、自然に敬意を表した生活、チェッレータという一つの共同体であり、循環型社会を実践。現在は農園で、穀物や野菜類の栽培から家畜類(水牛やマッキャイオーロ豚なども)の飼育、それをはじめとしたパンやチーズ、サラミなどの加工品はもちろんのこと、養蜂やオリーブ、そしてブドウの栽培によって、蜂蜜やオリーブオイル、ワインの醸造など、生活に必要なすべてのものを、自分たちで生産するに至っている。
ワインの醸造については、2007年あたりから長男であるマティアが栽培と醸造を担当。
醸造は基本的に収穫した果実以外、一切の添加・温度管理等を行わない。
ヴェルメンティーノは収穫後、除梗せずにそのまま圧搾、使い古した木樽とステンレス製の醗酵桶を使って、時間をかけて醗酵。赤に関しては除梗し、3週間のマセレーション(果皮の浸漬)を行い、木樽にて18〜24か月の熟成。チェッレータという土地の個性をワインに表現し始めた。また2009年より、新しい試みとして地品種をそれぞれ単一でボトリングを開始。
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