デニス・モンタナール / マルヴァジア・ドドン 2011

B320

6,000円(税抜)

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[造手] Denis Montanar / デニス・モンタナール
[銘柄] Malvajia “Dodon” / マルヴァジア・ドドン
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli-Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
[品種] Malvasia / マルヴァジア100%
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
このワインはこの葡萄畑の最後のヴィンテージ。この葡萄畑はもう存在していない。

<畑>
4世代に渡って所有する土地は60haと広大。畑の周辺には森を残して自然を保護している。トウモロコシ、古代小麦、大豆、ひまわりの栽培が主。
1989年に祖父の土地を継承し、ワイン造りを含む農業を引き継ぐ。葡萄畑を買い足し、2015年には葡萄畑は10.5ha。
ポレンタ用のトウモロコシ畑は 3年に1回畑を休ませ、自然の雑草を生やし、自然に戻すことで土の活性化を促している。
人工的なコンポストではなく、土壌自体の自然治癒力を高め、エネル ギーのある土を自然の力で作ることを重視していて葡萄畑も同じ考え。
『葡萄畑も6年に1回収穫をせず、最低限の剪定のみで、新梢、雑草を切らずに自然の状態で放っておく事で自然の力を取り戻させている』勿論、収穫量は減るが、葡萄の栽培だけを何十年も続けると地中のミネラルやバクテリア、栄養素までもが画一的になってしまい単純化してしまう。
『単純化を防ぎ、自然の治癒力とエネルギーを活性化させる事こそがテロワールやヴィンテージを反映させた葡萄を得る事に繋がると考えている』

<土壌>
土壌はポンカや石灰岩盤はなく、粘土に海の砂、ライムストーンが少し混じる。ボルドー左岸と似た土壌で他のフリウリとは全く違う。

<栽培>
『葡萄以外も全ての畑は自然栽培。化学薬品、防虫剤、除草剤は一切使用しない。森や色々な植物を共存させることが重要』

<醸造>
植樹は1975年。自然酵母で自然発酵。全房を使ってフレンチオークの開放型木樽で24日間マセラシオン。その後、手でプレス。フレンチオーク樽で澱と共に24ヶ月間熟成。

<ストーリー>
自然な造りで完成する最高峰のレフォスコ
個性の強いワインが多いフリウリで突如現れ、一気にトップ生産者の仲間入りを果たしたデニス。少しの揮発酸、フレッシュさ、旨味。ヴァン・ナチュールながらバランスのとれた繊細な味わいが理想。

独自の世界観
『 個性的な造り手が多いフリウリで 独自の感性でワイン造りを続けるデニス・モンタナール。 栽培、醸造まで独自の世界観を持つ唯一無二の存在 』
ダリオ・プリンチッチもアレックス・クリネッツもデニスに注目している。 重い粘土質を活かした メルロー、レフォスコと相性が良 くフリウリ最良のもの。
カンティーナはフリウリ南部、アドリア海に接するアキレイアのヴィッラ・ヴィチェンティーナ村にある 。アドリア海まで6kmという立地。海に面しているので海産物加工と北イタリアの主食であるポレンタを作る為のトウモロコシ栽培が主産業でワイナリーは数軒しかない。
『アキレイアにはオスラヴィアのポンカやカルソの岩盤のような特別な土壌や歴史は無く、高品質ワインを造ろうという人は いなかった』長期マセラシオンの歴史も無かった。マセラシオンは北部のスロヴェニア。国境付近のオスラヴィアとトレス付近のカルソ地区のみだった。
『牛は牛の為にミルクを作る。葡萄樹も葡萄の子孫を残す為に葡萄を作るのが自然。 人間によって操作された葡萄樹は自然の味わいを失う』小麦を育てパンを焼き、トウモロコシを収穫してポレンタを食べる。ヒマワリからはオイルと蜂蜜。豚と鴨の飼育をして生ハムも作っている。
『ワインは産業ではなく農産物。色々な作物を作るのが伝統的農業で単一作物を大量に作ると効率化が重視され産業になってしまう』2013年に ボルク・ドドンから デニス・モンタナールに改名。 今でも畑は「ボルク・ドドン」「ボルク・サンドリゴ」「スコドヴァッカ」の3地域に分かれている。

レフォスコ最適地スコドヴァッカ
収穫は全て手作業。1つの畑で23回に分けて収穫。足で踏んで破砕し、小さな木製桶で野生酵母のみで発酵。
『マセラシオンは果皮の状態で決める。基本的には暑い年の柔らかい果皮は短く、冷涼年の硬い果皮は長くするが最終的には試飲で決める』収穫、発酵時の亜硫酸は無添加。破砕時にモストが茶色く変色する程多く酸素を吸着する事で酵母は酸素と接触を早め、発酵が健全化する。
『今注目している白葡萄はヴェルドゥッツォ。デザートワインで有名。この品種で辛口を造っているのはデニス、クリネッツ、イ・クリヴィのみ』そして、デニスを象徴するのが赤品種2つ。メルローとレフォスコ。ボルドーと似た土壌だけにメルローは相性が良く、芳香と複雑味を持っている。
メルローは比較的フラットな品種。少しの揮発酸があった方が味わいに立体感が出て飲み飽きしないし、余韻も引き締まる。揮発酸は悪ではない。
『レフォスコにとって最高の土地と言われるのがスコドヴァッカ。完熟度が高く、タンニンまで熟しているので若いうち から楽しめるのが特徴』
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