[造手] Paolo Bea / パオロ・ベア
[銘柄] Sagrantino Di Montefalco Cerrete / サグランティーノ・ディ・モンテファルコ・チェッレーテ
[国] Italy / イタリア
[地域] Umbria / ウンブリア州
[品種] Sagrantino / サグランティーノ
[タイプ] 赤 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml
<輸入元コメント>
2007が初ヴィンテージとなるサグランティーノ・チェッレーテ。彼らがチェッレーテと呼ぶ区画の「モンテファルコで最も高い標高に植わるサグランティーノ」で醸したワインになります。標高の高さにより、ブドウはよりゆっくりと成熟し、昼夜の寒暖差により偉大な酸も付与されるはずと当主ジャンピエロは考え、今まで誰もサグランティーノを植えたことのない場所に植えてみたそうです。まだ樹齢の若い区画なのですが、2007年は天候にも恵まれ素晴らしいブドウができたため、リゼルヴァないしグラン・クリュ的位置づけのこのワインを生産することにしました。
[栽培] ビオディナミ
<ストーリー>
モンテファルコ・サグランティーノ最上の造り手として知られるパオロ・ベア。
1500年代からモンテファルコに住んでいることが記録される、ベア家によって営まれるワイナリーです。
1980年から自家瓶詰めをスタート、自然と人間の共生を最低限の義務と考え、ビオディナミ農法を実践。醸造面でも、野生酵母の使用、温度管理等のコントロールを一切せずに醸造を行い、ノンフィルターでボトリング。自然で伝統的な手法を選択し、サグランティーノ本来の個性を深く引き出しています。
長い間、サグランティーノは陰干しで造られる甘口の赤ワインのための品種でした。高い糖度を持ちながらも、タンニンが豊富で難しい品種である為、辛口のサグランティーノが造られるようになったのは80年代後半頃からで、辛口に関していえば歴史はまだごく浅いワインです。
90年代に入るとアルナルド・カプライが現代風にアレンジしたサグランティーノを造り人気を獲得。
サグランティーノの知名度は一気に高まり、多くの生産者が辛口のサグランティーノを造るようになります。
そんな中にあって、頑なに伝統を守り、サグランティーノ本来の個性的で力強い味わいを守り続けています。
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