ヴァッレ・デッラッソ / サレント・ビアンコ レ・レンツェ 2018

A309

1,600円(税抜)

[造手] Valle Dell'Asso / ヴァッレ・デッラッソ
[銘柄] Salento Bianco Lenze / サレント・ビアンコ レ・レンツェ
[原産国] Italy / イタリア
[地域] Apulia / プーリア州
[品種] ヴェルデーカ70%、フィアーノ30%
[タイプ] 白 / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<輸入元コメント>
色調は淡いわら色、ほのかなハーブ香とさっぱり感のあるフルーティさ、ハーモニーのとれたブレンド。

[栽培] ビオロジック栽培
[醸造] ステンレスタンクで発酵、ステンレスタンクで半年間熟成。

<ストーリー>
ヴァレ・デ・ラッソは、1920年からプーリア州ガラティーナで 70ha以上のブドウ畑を持ちながら、地域やイタリア国内を中心に、低価格のクオリティーワインを提供し続けてきた。環境への意識も高かった、故ルイージ・ヴァッローネ氏は、90年代から畑でのビオロジック栽培を導入し、2004年に認証も取得した。ガラティーナはイタリア国内でも日照時間が長く、気温の高い地域であるが、下草を生やし、適度な酸味を残せるように栽培、収穫を気を付けているヴァレ・デ・ラッソのワインには、煮詰まった果実味は感じない。そして 2016年、同ガラティーナ地域のワイナリー、カンティーナ・フィオレンティーノと合併をする。
カンティーナ・フィオレンティーノは、2014年に、ピエールアントニオ・フィオレンティーノ氏のおこしたワイナリー。企業へのエネルギー効率や、自然エネルギーの活用のコンサルタント会社を経営しているが、ワイナリー所有の夢は捨てきれなかった。当初から、ビオロジック栽培でのワイン造りを考えており、ヴァレ・デ・ラッソとの合併時の畑を合わせて、現在100ha 以上の所有ブドウ畑で、ビオロジック認証を取っている。

プーリアで素晴らしいワインを見つけるのは容易ではない。可能性はすべて揃っている。土壌、日照、興味深いブドウ品種、優れた作品を作りだそうという意欲である。問題は遺産相続だ。広大で負担になる地所は放置されるも同然になる。技術水準は非常に低く、大学からの技術指導はまれで、ワイン醸造学の科目すらもない。
じつに数多くのこの地方産ワインのテイスティングを重ねてきたが、満足したことは一度もなく、これだと思う造り手に出会ったためしがない。私の欲求不満はつのる一方だった。
北プーリアの優れたワイン・メーカーである Dr.Cantatore を通じて Valle dell’Asso を知った。私が数年前から一緒に仕事をしている Caste del Monte の優れた生産者、サンタ・ルチアでワイン・コンサルタントを務める人物である。彼の話では、Valle dell’Assoは、南部プーリア地方では最上の畑で、ブドウの質も最高だとか。でもビン詰めはせず、バルク売りだけ。どうやらビン詰めしたいとおもっているらしい。
そこで私は、そこに一番近いガッリポリまでヨットで出かけた。話し合い、テイスティングをし、今後の話を繰り返しした。醸造担当者 Dr.Minoia は、言うまでもなく才能にめぐまれた人物だが話が進むにつれ目をかがやかせて喜んだ。ここに雇われるやすぐさま精力的に畑の管理に集中し、今日では全部が有機栽培となっている。次に醸造施設の建て直しに力を注ぎ、高品質の醸造を志した。
魅力的な Vallone 夫妻は仕事に強い誇りと意志を持つ。一人ともすばらしく文化の理解が深く、言うことに筋が通っている。私たちの考え方には驚くほど共通性があり、また味覚も共通していた。
畑は実に印象的だし、ワインは素晴らしく、個性を備えている。私は Negroamoro,Malvasia Nera,Primitivo,といった各品種になじみはじめ、それぞれの個性のはっきりとした違いと、補いあう役割や力強さの度合いもわかるようになった。
こうして私たちの事業が始まり、順調にリズムと速度で進み、熱意が互いに伝染しあうというぐあい。
ゆっくりそして確実に収穫期がやってきて、すっかり用意がととのった。‘97 年ヴィンテージは素晴らしく、セラーでは見事に完熟したブドウを迎えるのに必要な準備が整っていた。
というわけで、プーリアのサレント地域から素敵なワインができあがり、今はリリースされることを心から誇りに思っている。

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