[造手] Ronco Severo / ロンコ・セヴェロ
[銘柄] Pinot Grigio / ピノグリージョ
[国] Italy / イタリア
[地域] Friuli-Venezia Giulia / フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州
[品種] Pinot Grigio / ピノグリージョ100%
[タイプ] オレンジ / 辛口 / ミディアムボディ
[容量] 750ml

<畑・栽培>
スロヴェニアとの国境の町「プレポット」に位置。0.8haのリボッラの畑。
3ヶ所に分かれる畑は自然の森を隣接させている。 生物多様性を維持する事が目的。畑の支柱も隣接 する森の栗の樹を使用。典型的なポンカ土壌。泥灰岩、砂質が押し固められたスレート状の石で石灰分を含み、水はけに優れる。

<醸造>
果皮がピンク色になるまで収穫を遅らせ、トロンコニック木樽で発酵。マセラシオンは30日程度。
発酵後、プレスし50%のワインをスラヴォニア大樽に移し24ヶ月シュール・リー。
その内の11ヶ月間は3日に一度櫂入れを行う。8月〜9月の月がかけていく頃にボトリング。

<ストーリー>
グラヴネル、ラディコンに学び進化する注目株
長期マセラシオンの白ワインながら平坦でなく、輪郭がはっきりある完成度の高さ。赤ワイン「スキオペッティーノ」も 透明感があり品種個性がはっきりと味わえる。
1999年から白ワインの長期マセラシオンを開始。ワイン造りの先生は「ヨスコ・グラヴネル」「スタンコ・ラ ディコン」「ダリオ・プリンチッチ」。
『99 年のリボッラは完璧な葡萄だったので 99 日間 のマセラシオンを試した。良いワインだったが昔から の顧客には理解されず 1 本も売れなかった』
まったく売れなかった2000 年代前半を乗り越え、 徐々に新しい顧客ができ、今では「カランドレ」他、星付リストランテにもオンリストされている。

椅子の背に立つ少年
ちょっと変わったエチケット。フリウリは木製家具が名産品。その名産品、フリウリの特徴的な椅子の背に 立ちバランスをとる少年。 これは「ロンコ・セヴェロ」当主「ステファノ・ノヴェロ」の ワイン造りの思想を表している。
『ワイン造りはバランスが大切。椅子の上でバランスをとるのは難しい。危険を冒してでも難しい事に挑戦すべき。そうすれば高い位置に目線がいき、将来を見渡す事ができる』
ワイン醸造を学んだが、海外での仕事を選び、ワイン造りとは無縁だった。一方、両親は1973年にワイン造りを本格化させる。1990年代に実家に戻り、ワイン造りを手伝い始め徐々に引き継いでいく。
(以上、輸入元情報より引用)[0]

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